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「だって、パチンコなんて撃ち込んだら多分あの2人組、標的を私たちに変えて襲ってくるわ
そしたら、私たちどうなってたと思う？」
「あいつ…!! そんなこと考えてる場合かよ…!!」
「バカだろ、あいつ」
「えっ？」
「バカなんだ、あいつ…あれでも本気なんだ…だから、みんな青子に手を貸すんだ」
至近距離からの攻撃を紙一重で交わし、男たちの隙を縫ってそのままペンダントへと直走る
「青子、待て!!!」
『…!?』
ゾロの叫び声に耳がすぐに反応したが、ズバッと肩を思い切り切り裂かれた
「あの小汚いペンダントに何の用だ」
『あ"っ…!!』
「青子!!」
ズザザッと地面を転がり落ちる
ドクドクと肩から流れ出す血を抑えながらゆっくりと起き上がると、坂の上に誰かがいた
「もうとっくに夜は明けきってるのに、なかなか計画が進まねェと思ったら…なんだ、このザマはァ!!!!」
あのメガネ執事だ
「まさか、こんなガキどもに足留めをくってるとは…クロネコ海賊団も落ちたもんだな。えェ!!? ジャンゴ!!!」
「だ…だがよ!! あんた、あの時
「ああ、言ったな…言ったがどうした…!! 問題はないはずだ
こいつが、おれたちに向かってくることくらい容易に予想できていた
ただ、てめェらの
その時、執事の言葉でイラついたあのクソネコ2人組が、仲間割れのように男に文句を垂れそのまま爪で攻撃をしたが、執事はすでに背後にまわっていた
だが、2人組が振り返るもすでにいない
「お前らの言うことは正論だな。今ひとつ体にナマリを感じるよ
確かにおれはもうお前らのキャプテンじゃねェが…計画の
「あの“ニャーバン・
「なにを期待してやがる、てめェら…
あの男は“抜き足”は、無音の移動術
暗殺者50人集めても気配を感じる間も無く殺される
おれたちはこの計画から逃れられやしねェんだ」
へぇ…それはそれは、どうやら倒しがいのありそうな男が来たわけってことか
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作者名：サッカーバカ
| 作成日時：2022年3月12日 19時
