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「おれにはなっ、ルフィ!! 青子!! ちょうど、ルフィくらいの年頃の息子がいるんだ!!」
「うん、聞いたよ、何度も！あきた！」
「まだまだだ、何度でも聞け!!」
「ぎゃあーーーーーっ!!」
『この世で何が1番嫌かって、酔っ払いのダル絡みだよね…』
「悲しい別れだったが、仕方がなかったっ、理由は一つ!! 海賊旗がおれを呼んでいたからだっ!!!」
(よく結婚したな、奥さん…そんで子どももよく産んだよ。私なら絶対ぶん殴って血祭りにしてるわ)
「ヤソップは立派な海賊だった!!」
思い出して笑っているルフィに、ウソップは「そうだろう!?」と嬉しそうに言って立ち上がった
「そうなんだ!! こんな果てがあるかないかもわからねェ海へ飛び出して、命を張って生きてる親父をおれは誇りに思ってる!!
それなのにあの執事は親父をバカにした…!! おれの誇りを踏み躙った!!」
「うん!! あいつはおれも嫌いだ!! な、青子！」
『うん、まぁ…そうだね』
「でも、お前、もうお嬢様のところへはいかねェのか？」
「……さァな。あの執事が頭でも下げてきやがったら、行ってやってもいいけどよ！」
「あの執事がか？」
「そう。あの執事、あの執事。あの執事がなんでここにいんだァ!?」
崖の下で誰かと話しているあの屋敷の執事を見て、『唾吐きかけたらどう思う？』とルフィに聞くと「いいぞ」と頷いてくれた
「おい、ジャンゴ。この村で目立つ行動は慎めと言ったはずだぞ。村の真ん中で寝てやがって」
「バカ言え。おれは全然目立っちゃいねーよ。変でもねェ」
「もう1人、誰かいるな。変なのが」
「見かけねェ顔だ…誰だ、ありゃ」
『……………………』
「お、おいっ！」
崖の上から身を乗り出して会話を聞き取るために全神経を研ぎ澄ませる
「それで…計画の準備はできてるんだろうな」
「ああ、もちろんだ。いつでもイケるぜ、“お嬢様暗殺計画”」
「
「ああ、そうだった。
「キャプテン・クロか。……3年前に捨てた名だ。その呼び方もやめろ。今はお前が船長のはずだ」
『……………………』
「お、おいっ！そんなに身を乗り出すなって…！」
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作者名：サッカーバカ
| 作成日時：2022年3月12日 19時
