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155-2 ページ6

『別名フラッシュバン。激しい閃光と爆発音で相手の行動を麻痺させる、ジュースの缶のような形をした手榴弾の一種です

例えば、あらかじめピンを抜いたスタングレネードをタコ糸で縛り、そのタコ糸をシートベルトの金具に結わえておけば、シートベルトを締めようと金具を引いた途端…タコ糸が解けてスタングレネードのレバーが上がり、強烈な光と音が炸裂する…』

音風の説明を聞いた小五郎は「なるほど」と顎に手をやった

毛利「たとえ心臓発作を起こさなくても気絶することで運転不能となり、車は坂道を一気に走り下りる
だが、スタングレネードなんかそう簡単に」

と言いかけて、小五郎は自虐的な笑みを浮かべた

毛利「いや、その気になりゃ何でも手に入るご時世だからな」

白鳥が「えぇ」と頷く

白鳥「それに、相手にショックを与えるだけでいいなら、わざわざ本物を使用する必要はありません。
それこそ大きなクラッカーでも良いわけですから…」

ドアをノックする音がして小五郎らが振り返ると、海藤渡船長と岬が入ってきた

海藤「警部さん。今海上保安庁から連絡が入ったんですが…八代会長と思われる遺体が発見されたそうです」

「「!!」」

目暮達は思わず立ち上がった
コナンと音風も目を見張る

目暮「船長、ご相談があるんですが…」

海藤「何でしょう?」

目暮「5時からのウェルカムパーティーですが、中止にしていただきたい」

目暮はそう言って海藤に歩み寄った

目暮「もし犯人が次の犯行を計画しているとすれば、パーティーの混乱を利用する可能性が高い」

海藤「いや、しかしそれは…」

目暮「お願いします、船長!」

困惑する海藤に目暮が強く申し出ると、小五郎は「いや、警部殿」と声をかけた
一同が小五郎を振り返る

毛利「やりましょう、パーティを。そこで全てがわかるはずですから」

不敵な笑みを浮かべる小五郎に、目暮と高木は目を見張った

目暮「ま、まさか毛利君!?」

高木「来たんですか、いつものが!?」

毛利「ナーハッハハハ!」

高笑いする小五郎に、白鳥が「でも寝てませんよ」とチクリと嫌味を言い、コナンと音風も不安そうに小五郎を見つめた

「『(ハハ…大丈夫か、おっちゃん…)』」









『あれ、安室さんは?』

コナン「着替えてくるってさ、オレも行ってくる」

『もう…』

156話 ウェルカムパーティー→←155話 スタングレネード



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rosei(プロフ) - 返信ありがとうございます!分かりました!スランプ抜けられるように祈ってます(笑) (2020年12月28日 0時) (レス) id: a1a7ad0bfa (このIDを非表示/違反報告)
サッカーバカ(プロフ) - roseiさん» 出します…!ですが今はスランプで…!必ず書きます…もうしばらくお待ちください!プロットを練りつつ、です!お待たせしてすみません…! (2020年12月26日 21時) (レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
rosei(プロフ) - この小説めっちゃ面白いです!続きってまた出しますか? (2020年12月26日 20時) (レス) id: a1a7ad0bfa (このIDを非表示/違反報告)
サッカーバカ(プロフ) - 四葉さん» スランプ期に突入してしまって………!必ず完結はします…首を長くしてお待ちしてください…! (2020年5月24日 10時) (レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
サッカーバカ(プロフ) - レエンさん» ごめんなさい、スランプなんです…!でも必ず完結します! (2020年5月24日 10時) (レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:サッカーバカ | 作成日時:2018年12月18日 23時

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