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コナン(阿笠)「こういう大事なものは、ちゃんと確認せんと命取りになるからのう」
そんなバカな、日下は愕然とした
阿笠博士の後ろに立っていた灰原は「証拠の捏造ね」もコナンを見た
灰原「あのテープ、あなたが彼の声を使って入れたんでしょ?」
コナン「ああ、まあな…」
灰原を見上げたコナンは、ニヤリと笑った
コナン「だけど、決定的な証拠は他にある!」
会場の視線は、阿笠博士にアリバイを崩された日下に集中した
日下「け、けどさ」
日下はうろたえる心を隠すように両手を広げると、片手をポケットに突っ込んだ
日下「それが、イコール殺人の証拠にはならないんじゃないの?」
『証拠ならありますよ、ホラそこに』
音風が日下を指差すと
日下「え?」
日下はピクリと体を震わせた
すると
コナン「あれれー?どうしたの、お兄さん」
コナンが阿笠博士の背後から出てきた
コナン「赤い髪の毛の中に、黒っぽいのが混じってるよ」
日下「!?」
日下がハッと髪に手をやると、右サイドの毛先が赤黒くなっていた
コナン「それってもしかして血じゃない?」
「「血!?」」
驚いた高木と白鳥が日下に駆け寄る
高木「ちょっと、日下さん」
日下が赤黒くなった髪を隠すように顔を背けると、コナンは「そっか!」と叫んだ
コナン「お兄さん、悪いことした後鏡を見たけど、髪の毛が血の色に似てたんで血がついてることに気がつかなかったんだね。
でも、覚えておいたほうがいいよ」
振り返った日下に、コナンは鋭い視線をぶつけてニヤリと笑った
コナン「血液は、時間が経つと固まって色が変化するんだから…」
日下「く…!」
顔を眺める日下を見届けたコナンは後ろを向き、蝶ネクタイ型変声機を口に当てながら阿笠博士に近づいていった
阿笠博士が再び口を開く
コナン(阿笠)「ついでに、その首に巻いたスカーフを外してもらえんか?ワシと音風君の推理が正しければ、まだ痣が残っておるはずじゃ。
アンタに襲われて必死に抵抗した八代会場の爪痕の指の跡がのぉ」
高木「ちょっと失礼します!」
高木が日下の首に巻かれた黒いスカーフを外した
すると、日下の首に3本の指の跡が痣となって残っていた
目暮「日下さん。別室で詳しい話を聞かせていただきましょうか」
目暮が鋭い目を向け、高木が日下の腕をつかもうとすると、日下は「ま、待ってくださいよ」と身を引いた
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rosei(プロフ) - 返信ありがとうございます!分かりました!スランプ抜けられるように祈ってます(笑) (2020年12月28日 0時) (レス) id: a1a7ad0bfa (このIDを非表示/違反報告)
サッカーバカ(プロフ) - roseiさん» 出します…!ですが今はスランプで…!必ず書きます…もうしばらくお待ちください!プロットを練りつつ、です!お待たせしてすみません…! (2020年12月26日 21時) (レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
rosei(プロフ) - この小説めっちゃ面白いです!続きってまた出しますか? (2020年12月26日 20時) (レス) id: a1a7ad0bfa (このIDを非表示/違反報告)
サッカーバカ(プロフ) - 四葉さん» スランプ期に突入してしまって………!必ず完結はします…首を長くしてお待ちしてください…! (2020年5月24日 10時) (レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
サッカーバカ(プロフ) - レエンさん» ごめんなさい、スランプなんです…!でも必ず完結します! (2020年5月24日 10時) (レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:サッカーバカ | 作成日時:2018年12月18日 23時