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コナン「光彦‼あの時計、完全防水だったよな‼」
光彦「はい!!
安室「電波の受信時間は午前と午後の5時ジャスト!!艦長!!時間がありません!!早く!!」
安室とコナンの必死の説得に艦長は動いた
艦長「ただちに電波探知装置用意‼」
「はいっ!!」
艦長「午後5時まで、残り1分40秒…いけるな!?」
「やってみせます!!」
安室「頼む…間に合ってくれ」
涼太「!!」
涼太は拳を作りワナワナと震わせている安室を見た
涼太(あの人…まさか)
「電波探知装置、緊急始動!!これは演習ではない‼繰り返す‼これは演習ではない!!甲板の乗務員は、至急避難‼繰り返す!!甲板の乗務員は、至急避難!!」
コナン(頼む…間に合ってくれ!!)
安室「音風…!!」
「避難完了!!」
「電波探知装置、用意よし!!」
艦長「ES捜索始め!!」
「捜索始め!!」
「現在
キイイイィンと甲高い音が鳴り響く
ピッ、ピッ、ピッ
艦長「……、反応は!?」
「捜索範囲内に反応ありません!!」
安・コ「!!」
子供達「!!」
蘭・園子「!!」
目暮「そんなっ!!どうして!!」
電波時計をしているはずの音風からの電波を受信しないと言う
「もしかしたら、電波を受信する腕時計が、すでに海の中に沈んでいるのかもしれません…」
安・コ(…音風/姉ちゃん…!!)
「「うわぁぁあ〜〜ん!!」」
子供達や蘭達の泣き叫ぶ声を聞きながら2人は、絶句した
助けれない…？
もう2度と…あの屈託のない笑顔が見れない…？
もう2度と…笑いかけてくれない…？
もう2度と…あの温もりに寄り添えない…？
コナン(ウ…ウソだ…そんな事…ありえねえ…)
“見つけてくれるんでしょ？”
コナン(!!)
コナンはいつか3人で行ったトロピカルランドの事を思い出した
“もう1人でうろちょろしないようにな！今度は帰れなくなっちまうぜ!!”
“大丈夫よ…”
2人“…え？”
“どんなに迷ったって…見つけてくれるんでしょ？”
2人“…あ？”
“だって新一と音風姉は名探偵なんだから”
“!!バカね…私は名探偵なんかじゃないわよ…そうねえ…私だって迷っちゃう時もあるし…そんな時は見つけてくれるんでしょ？新一”
“！安心しろ…”
2人“…えっ!?”
“オメエや姉ちゃんの1人や2人、どこにいたって見つけ出してやるからさ!!”
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作者名：サッカーバカ
| 作成日時：2018年9月23日 22時
