106-5 ページ41
ズバッ
『ぐっ…チッ‼』
救命胴衣を切りつけられた音風は、すぐに空手の構えを作る
『はぁぁぁぁぁあ‼』
スパイ「はぁ!」
激しい戦い、音風がスパイに胸元を殴られた
『ガハッ…‼さすが、でも…負けられない‼』
スパイ「ふっ…」
ナイフを構えたスパイは、音風にまた挑むように笑った
音風もスパイに足蹴りを繰り出す
『はあ‼』
スパイ「ぐわっ‼」
顎に蹴りが入り、スパイは床に倒れた
走り出してきた音風に気づいたスパイは、すぐにそばにあった縄を使った
『‼しまっ……ぐうっ‼』
足を取られた音風は空中に浮かんでしまった
その隙をスパイが救命胴衣を切りつけた
だが、すぐに足をついた音風はスパイに右ストレートを繰り出した
スパイ「ぐはっ‼」
『はああっ‼』
回し蹴りをしようとした時、スパイが縄を引っ張った
ザッ‼
『ぇっ…』
スパイ「ふっ…」
『ああっ…‼』
「目標発見‼」
コナン「‼(任せたぞ‼服部‼)」
コナンはICIで防犯カメラの映像を見てスパイを探していた
すると、国際貨物の映像に切り替わった時、服部の姿が見えた
蘭「はっはっはっ…」
「あ、コラ!」
蘭「放して‼」
「ここは入れないんだ…」
蘭「放してください‼」
コナン「‼蘭⁉」
ICIの入り口で自衛官に腕を掴まれながらも抵抗する蘭の姿があった
蘭「スパイが‼」
毛利「蘭⁉」
蘭「スパイがいたの‼」
安室「‼」
蘭「いた‼あの人‼」
蘭は佐藤とコナンと安室でスパイを追いかけていた
佐藤「警察よ‼止まりなさい‼」
だが、スパイは止まる事なく走り出す
コナン「七海さん、待って‼」
藤井「⁉」
安室「甲板に出ましょう‼」
藤井「…え?」
コナン「正体がバレたスパイが、港に着くまでこの船に残るとは思えないよ‼」
藤井「そうね…でも、あなた達は…」
安室「行くよ、コナン君‼」
コナン「うん‼」
甲板に向かった2人を藤井は「待って‼」と止めるも、2人は走り続けた
藤井「あなたは、みんなのところに戻って‼」
蘭「あっ、でも‼音風姉が…」
31人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:サッカーバカ | 作成日時:2018年9月23日 22時