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99-2 ページ21

コナンの言葉に反応した小五郎は、女性自衛官に目を向けた

コナン「珍しいから一緒に撮らせてもらおうよ‼」

歩美「本当だー‼」

光彦「ステキです‼」

元太「撮ろうぜ撮ろうぜ‼」

コナン「ねえねえ、自衛官のお姉さん、一緒に撮ってもい〜い?」

女性自衛官「しゃ…写真…?」

毛利「美しい‼名探偵と美人自衛官‼アリだなあ〜…」

女性自衛官「…え?」

女性自衛官に詰め寄る小五郎に、自衛官は少し困った表情になる

毛利「神聖なる女性自衛官に、ガキどもが失礼しました」

女性自衛官「は…はあ…」

『ちょっとおじさま?』

毛利「あはーん!」

音風が小五郎の首根っこを掴み、後ろに放り投げた

コナン「はいっ!みんなこっち向いて‼」

『あ、私パスね』

女性自衛官「写真はちょっと…」

女性自衛官が胸の前で腕を交差させ、ばつ印を作るが、コナンはそんなのお構いなくカメラを向けた

コナン「もちろん撮っていいよね?じゃあ、撮るよ〜‼」

パシャッとシャッターを切ったコナンだが、失敗したと言ってもう一枚取ろうとした

コナン「じゃあ、今度こそ…はいっ!イージス‼」

『イージス‼(って、いい年した女が何言ってんだか…)』

歩美「見せて見せてー!」

写真を見に走り寄る子供達に、カメラを渡したコナンは音風の手を握って女性自衛官の方に歩み寄る

コナン「ねえねえ!自衛官のお姉さん‼」

女性自衛官「なあに?」

コナン「お姉さんはここでどんな仕事してるの?」

女性自衛官「…え?私はみんなの食事を作っているのよ…」

「『‼』」

『(ウソだ…‼あの階級章は一等海佐…イージス艦で言えば、艦長クラスのはず…)』

女性自衛官の言葉に眉をひそめたAは、女性自衛官をジッと見つめた

女性自衛官「すみませんが、仕事があるので…私はこれで…」

毛利「あっ‼せめて名刺だけでも…くそッ‼このジャケット、邪魔だなあ…あっ‼」

救命胴衣を着ている小五郎は、名刺入れを取り出すのに苦戦していると、勢い余って名刺が飛び散ってしまった

コナン「あっ…」

ぱしっと名刺入れをキャッチしたコナンは、金ピカの名刺を見た

コナン(何だ、このド派手名刺は…)

『流石はおじさまね』

毛利「でかした‼小僧‼お待ち下さい、そこの美しいお方‼」

コナンから名刺をパッと取った小五郎は、甲板に飛び散る名刺に目もくれずに女性自衛官に走り寄った

99-3→←99話 甲板の自由行動



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作者名:サッカーバカ | 作成日時:2018年9月23日 22時

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