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98-4 ページ19

光彦「すごい緊張感ですねえ…」

元太「やっぱ、ゲームよりすげーな…」

歩美「うん…ちょっと怖い…」

「『(コイツら/この子達が怖がるのも無理ねえ/ない…このイージス艦は現実に攻撃されようとしている…)』」

「目標に反応なし‼左40度より接近‼

艦長「敵の姿が見たい‼閃光魚雷‼

「閃光魚雷用意‼機関出力いっぱい‼取舵‼」

抱き寄せる力を強くし、コナンはAの足元に寄り添った

「対潜閃光魚雷用意‼」

「CICより艦橋‼機関出力いっぱい取舵〜〜‼」

「対潜閃光魚雷発射‼」

「衝撃、きます‼」

井上「少し揺れます‼お子さんから目を離さないでください‼」

ズウウウ…ン、と低く重く揺れたイージス艦
一般乗客達はよろけ悲鳴をあげる

「「うわあっ‼」」

「くっ‼/うわっ‼」

毛利「うわっ‼」

「キャッ‼/わっ‼」

『ぐ…‼』

踏ん張るので精一杯の音風は、2人を支えながら耐えまくった

コナン「おいっ‼大丈夫か⁉オメエら‼」

揺れが収まったので、音風は蘭と園子を離した

元太「今の揺れ、すげーな‼」

光彦「カッコよかったですね‼」

涼太「呑気な事を…」

リー「フー…」

「うう…」

「『!?』」

小さく声を出した男の子に2人が振り向いた

コナン(あれ?あの子、付き添いの親は…!!『勇気君?』え?」

勇気「あれ?お姉さん」

『どうしてここに?お父さんは?』

勇気「それは…「何だあれは…」!!」

口ごもった勇気の言葉に被せた隊員の言葉に音風は、振り返った

「潜水艦か!?」

「いや、違うな…」

「漁船…難破船か…?」

「…あれは…」

「爆発物搭載の可能性なし!!」

「潮に乗って流れてきた廃船です!!」

「…ふう〜〜…」

艦長「対潜戦闘用具収め!!」

「対潜戦闘用具収め!!本艦はこれより公開演習用ルートに戻る‼繰り返す!!本艦はこれより公開演習用ルートに戻る‼
米軍、自衛隊、両潜水艦に戦闘準備解除伝え…」

『……あれ本当に難破船なのかな…?』

音風は、顎に手を添え考え込んだ

毛利「終わったのか?」

井上「はい!以上をもちまして、対空対潜戦闘訓練を終わります!!」

「「わーっ!!」」

パチパチと拍手が鳴り響いた

光彦「すごかったですねー…」

歩美「うん!本当に戦ってるのかと思っちゃった‼」

元太「腹減ってたの、忘れちまったぜ!!」

「『(訓練と言い切るとはね…)』」

99話 甲板の自由行動→←98-3



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作者名:サッカーバカ | 作成日時:2018年9月23日 22時

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