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「第3メインモニター、出ます‼」
元太「カッコいいぜ〜‼」
歩美「すご〜い‼」
パチパチと歩美が拍手をしている中、リー、涼太も事の重大さがわかってきたらしく、子供達の隣にしゃがみ込んだ
園子「凄くない？あの光、本物かな？」
蘭「まさかあ…」
艦長「対潜戦闘用意‼」
『‼(あれは…「ほたか」の艦長か…)』
後方から声を張り上げてきたのは、イージス艦「ほたか」の艦長であろう人物だった
艦長「ワーニングレッドだ‼」
井上「⁉アイ・サー‼これから少し揺れるかもしれませんので、保護者の方はお子さんから目を離さないでください‼」
『2人とも』
「「ああ/任せてよ」」
涼太、リーは、子供達の肩を抱き寄せ守るようにして身構えた
「データを市ヶ谷と近隣航海中の潜水艦に確認求め‼」
蘭「何かあったのかなあ…」
園子「これって訓練だよね？」
毛利「あったりめーだろ？やっと面白くなってきたじゃねーか…」
「『(いや…もしかしてこれは…)』」
コナンと音風は、ある仮説を立てる
だが、艦内はどんどん緊迫した空気になる
「反響音鈍くなる‼」
艦長「状況は⁉」
「映像不明瞭‼探知状況不良‼」
艦長「くっ…
「目標、さらに接近‼SH60K準備‼」
艦長「…ん？」
モニターに映し出されているものに、艦長は目を向けた
「距離、3千200メートル‼本艦が目標の魚雷射程に入ります‼」
「何ッ⁉」
艦長「くっ…目標からの反応は⁉」
「未だありません‼」
「目標更に接近‼距離3千100メートル‼」
「目標、魚雷圏内まで残り100‼」
艦長「くっ…‼」
艦長は、奥歯を噛み締めて顔を歪ませた
「艦長…どうされますか？」
艦長「………、総員、要撃準備‼」
「「!!?」」
「待ってください‼艦長‼そんな事をしたら、直ちに戦争状態に…」
艦長「くっ…」
「目標、速力10、距離3千‼」
艦長「⁉」
「目標の射程圏内です‼」
「目標との距離、3千を維持‼」
「機関始動‼最大船速‼」
「了解‼機関始動‼最大船速‼回避航行‼面舵いっぱい‼最大船速‼」
歩美「おっとっと…」
涼太「大丈夫か？」
歩美「う、うん…」
よろけた歩美を涼太がすぐに支えた
子供達は、ワクワクし始めたのか、モニターを見て目を輝かせていた
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作者名：サッカーバカ
| 作成日時：2018年9月23日 22時
