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コナン「もし、みんなに言えば毎日のように見舞いに来たり心配させる…だから言わずにここまで来たんだ
それに…もし手術が失敗したとしたら、後遺症が残ってみんなに迷惑をかける…だから姉ちゃんは安室さんや蘭姉ちゃんに言わなかったんだ…
後遺症が残った自分を介護するのは2人や姉ちゃんのお父さん達だから」

安室「あの……バカッ……」

白石「でも、藍沢先生と新海先生がいるんです…大丈夫です」

涼太「……完治したって…あの時言ってたのに」

リー「神様は残酷だね」

手術室を見た2人は、か細い声でそう呟いた
2人の“あの時”とは、

中学3年生・春

涼太「え、大丈夫なのか?」

『うん、藍沢先生と黒田先生が手術してくれたから、大丈夫‼もう完治したんだ!』

リー「でも、血管芽腫だろ?再発とか…」

『その可能性はゼロじゃないけど…でも大丈夫だって‼』

涼太「……無茶すんなよ?」

リー「何かあればボク達に言って、絶対」

『うん‼リー君も涼ちゃんも心配しすぎだよ』

涼太「するに決まってんだろ…」

リー「音風は、変なところで無茶するから」

『変なとこって何?』

涼太「とにかく、病気は完治したんだな?」

『うんっ‼』

リー「何はともあれ一件落着だね」









藍沢「新海、どうだ?」

新海「随分癒着してる…黒田先生がやっていたのとは、桁違いだ…これでよく症状が出なかったな…」

藍沢「……」

手術を進める
腫瘍を取り除くところまで進んだ藍沢、新海は慎重に手術を進める

冴島「‼藍沢先生」

藍沢「ああ…これは長期戦になる」









安室「音風……」

手を組み、頭を乗せた安室は手術が成功するのを心から願った

コナン「白石先生、手術どれくらいかかる?」

白石「……わからない、けど」

コナン「危険な状態なんだよね…」

白石「うん…」

リー「……なあ、成功したら音風連れてどっか行こうよ」

涼太「ああ、好きなものもいっぱい買ってやろうぜ」

「白石先生‼」

「「!」」

手術室から血相を変えた冴島が飛び出してきた

白石「どうしたの?冴島先生」

冴島「工藤さんと同じ血液型の人っていませんか⁉血圧が低くなってて…‼出血もかなり‼」

白石「え、待って、工藤さん脳の手術でしょ?
出血って…」

冴島「それが……」

白石「?」

突如訪れた手術室内での出来事

音風に訪れる危機とは…?

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作者名:サッカーバカ | 作成日時:2018年9月23日 21時

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