85話 警察学校時代の同期 ページ28
抱きつかれた音風は、後ろに倒れた
安室もハロもすぐに駆け寄る
『やっぱり…アンタんとこの旅館だったか…霧那』
霧那「久しぶりね‼工藤ちゃん‼」
『ったく〜…警察学校卒業してから京都の警察の方に行ってからロクに連絡もよこさないで』
霧那「それは工藤ちゃんも同じでしょ?」
『言い返す言葉がないね』
霧那「あはははっ‼」
倒れた音風の手を引っ張り、立たせた霧那はいつものように敬礼をした
安室「この人は?」
『京都府警警備部公安課の
霧那「京都府警警備部公安課の富田霧那です‼よろしくお願いします‼降谷さん!名前は旧姓です!」
安室「‼そうか、と言うことは、僕の後輩とも言うのか」
霧那「はい‼降谷さんや緑川さん達は一度警察学校にいらした時にチラリと見ました」
『え、5人揃って?私知らない』
霧那「アンタはトイレ掃除をやらされてたからね、嫌がらせ」(【詰め合わせ参照】)
『あー、降谷さんはいなかったけど緑川さんとかいたんだった』
そうだったそうだった、とウンウンと相槌を打っている音風に、またも大声で声をかけられた
?「工藤‼」
『あれ、相坂じゃん』
相坂「ようっ!って!降谷さん⁉」
安室「やあ」
次々と現れる後輩に安室は、苦笑いを浮かべていた
『紹介します、霧那と同じで京都府警警備部公安課の』
相坂「
ガバリと腰を曲げた相坂に音風は、『相変わらずだね』と笑った
相坂「で?全国の公安をこき使ってやがる工藤がなんでここに?」
『言い方考えろよ』
相坂「なんだとぉ?お前がたまに俺達に指示を出すのがどんだけ「新ったら、工藤ちゃんの顔見て安心してるんだよね」おい、富田…」
『それよりも霧那の家って旅館営んでたんだね』
霧那「うんっ!お母さんとお父さんが切り盛りしてるこの【
『そんなお家に2泊3日泊まらせていただきます』
霧那「任せんしゃい‼最高のおもてなしするよ!」
『そこまではいいよ』
遠慮しないと、背中をバシバシと叩いている霧那に、音風自身は、変わらないなぁと呟いた
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【暁の間】・【宵の間】
“暁の間が工藤ちゃん、宵の間が降谷さんだから、間違えないように”
『どっちも作りおんなじでしょ』
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作者名:サッカーバカ | 作成日時:2018年9月23日 21時