84話 公安の仕事、再び ページ25
『えぇっ⁉明日から2泊3日の任務ゥ⁉』
安室「ああ」
『嫌です‼コナン君と離れたくない‼』
安室「ここまでくるともはやコナン君が、可愛そうに見えるぞ」
『絶対嫌です‼2泊なんて…誰と泊まるんですか‼』
安室「僕だ」
『へ？』
朝の早くから音風の叫び声が警察庁に響き渡る
それもそのはず、公安が追っていた犯人が京都で目撃されたと報告された
『大体、なんで私まで行くんですか⁉降谷さんならすぐに捕まえるじゃないですか‼いっつも私が行ったら犯人伸びてますし‼』
安室「おい、殺してるような言い方だぞ」
風見(降谷さんの1発は重いです…)
『とにかく私は行きませんからね‼京都なんか‼』
安室「上からの命令だ」
『…行くしかないじゃないですかぁぁ‼』
風見「音風さん、頑張ってください」
『風見さん…帰ってきたら飲みに連れてってよね』
風見「いい店があるので連れて行きますよ」
『行きましょう！』
安室「最初からこの手で行けばよかったな」
風見「ですね」
ーーーーー
ーーー
ー
コナン「え？京都に？」
『そ、2泊3日の任務です』
コナン「大変だね、公安も」
『コラコナン君、他人事だと思ってるんならもうレモンパイあげない「ごめん、それだけは勘弁」』
ピキピキと青筋を立てた音風にすぐに謝ったコナンは、レモンパイを返してもらった
『だから3日間、ここを空にさせちゃうのよ…コナン君、怪しいの来たら即目暮警部連絡』
コナン「へいへい…」
カウンターで頬杖をつきながらコナンは、アイスコーヒーを飲み干す
コナン「で、あのリーって、人達はポアロに来るの？」
『リー君はシャオン家のパーティーとかで3日間忙しいってラインで言ってたよ
涼ちゃんもこっちの小学校とかで色々あるらしくって、同じく3日間来れない』
コナン「逃げの一手も失われてる」
『うん』
店内にコナンしかおらず、音風はハァ…とため息をつきながら頭を抱えた
『大体、なんで安室さんと2泊3日の任務なの？安室さんだけでも犯人捕まえれるのにさ…』
コナン「安室さんと一緒なの？」
『うん…仕方ないよね…同僚だし』
文句を言いながら仕事をこなして行く音風
しばらくすると、買い出しに行っていた安室と梓が帰ってきた
梓「あ、コナン君」
コナン「こんにちは」
安室「店番ご苦労様です」
『これから辛いんで、それ言われると無性に腹たちます』
安室「どうしてですか？」
『コナン君、私やっぱり2泊無理だわ』
コナン「諦めんなよ」
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作者名：サッカーバカ
| 作成日時：2018年9月23日 21時
