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蘭「そっか、コナン君ずっと携帯握りしめてたもんね…なーんだそっか!」
納得した蘭を見た音風は、ホッと一息をついてからスマホを耳に当てた
コナン「あれ?蘭姉ちゃんも気付いてたんじゃ…」
蘭「やっぱコナン君は…コナン君だもんね♡
そっかそっか!だよねー…」
クスクス笑いながら歩きだした蘭を見た音風は、安心したようにコナンの頭を撫でた
コナン(…あっぶねぇ〜…やっぱり疑われてたか…
『フー…『で?どうなの?』あ、無事犯人2人を制圧、おじさんも多分柔道で痛めつけてるよ』
リー『そっか!怪我は?』
『全員無事‼』
リー『僕はお役御免だね』
『助かったよ‼衛星の電波を受信して探してくれて…リー君がいなかったら、多分あの時シャッターを探すのに気を取られて周り見てなかったから』
スマホの奥からリーが、クスリと笑い『バカだなぁ…』と笑いながら話しかけて来た
リー『音風はちゃんと周りを見てたじゃないか、僕はそれのお手伝いをしただけ…涼くんもしたから今度奢りね』
『任せてよ!』
リー『んじゃ、兄貴にも言っとくね』
『うん、お兄さんにもよろしく‼』
リー「オッケー』
電話を終わらせた後、すぐに電話が鳴った
『はい『はいじゃない‼』…え』
安室『何度電話したと思ってる!』
『え?(うわっ‼通知が10も…)ごめんなさい、英理さんを助けるのに必死で…』
安室『全く…須単町の近くの公園に車を停めてる…すぐに来い送ってやる』
『降谷さん、男前ですね『お世辞言っても何も出てこないぞ』素直に受け取ってください』
安室との連絡を済ませた音風は、コナンに断りを言ってから廃ビルを後にした
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『お待たせしました‼』
安室「いや、そこまで待ってないから大丈夫だ」
『すみません、この時間って降谷さん本庁のはずですよね?お時間を取らせてすみません』
安室「だから気にするな…僕がしたくてしてるんだ」
『そう、ですか…』
助手席に座るように言われた音風は、ゆっくりと助手席に座った
安室もシートベルトを着用し、ハンドルを握った
安室「で、大丈夫だったのか?毛利さんの奥さんは」
『ええ、あの人の事ですから、事務所で襲われた時背負い投げして犯人を投げ飛ばしてたはずですし、廃ビルの中で1人で逃げていましたしね』
安室「まあ、何はともあれ無事でよかったな』
『はい』
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作者名:サッカーバカ | 作成日時:2018年9月23日 21時