探偵の姉はゼロです7 (ページ22)

今日:36 hit、昨日:2 hit、合計:67,691 hit

83-2 ページ22

リー「へぇー…須単町か…まったけったいな場所に連れ去ったねぇ…その犯人達」

『うん、だからリー君の力で怪しい廃屋とか調べてみてくれない？』

リー「そうだと思って…兄貴に連絡しておいたし、人員を配置してる…多分もう須単町のどっかを探しまくってるんじゃない？(ピコン)おっと、廃屋だけで何件かあるみたいだね」

『そう…絞り込めたらまた連絡して‼』

リー「ん、了解」

リーはスマホを置き、パソコンで上空から探す事にした
衛星の電波を受信し、それを使って廃屋などを調べるらしい

涼太「んで？どこに絞れた？」

リー「須単町」

涼太「だったら、ここら辺か？」

リー「いや、そこだと民間人が多く出入りする
人目にあまりつかない場所だろうから…」

涼太「んじゃ、オレも探すよ」

安室「…き、君達、本当にプロバスケ選手と王室の一族なのかい？」

「「はい」」

ポアロではしばし沈黙が続いていたとか…

ーーーーー
ーーー
ー

須単町

4人は須単町に入り、住宅街を駆け回っていた

毛利「おい！英理はどんな建物だって言ってんだ⁉」

蘭「ウソ…お母さんを誘拐した奴らも…メッセージに「，」を使い始めた⁉鉄筋コンクリート？木造？どっちなの⁉」

・英理・

英理(まずい…「，」に気づかれた…だったら…こらならどう？蘭や音風ちゃんなら気づいてくれるわよね？)

コナン・音風

パッとメッセージが届いた
蘭、小五郎は携帯の画面を覗き込んだ

毛利「くそっ！シャッターか、木の扉か、わからねぇじゃねーか‼」

『いや…』

蘭「ねずみ色のシャッターの方よ‼」

コナン「ど、どうして？」

『前におばさんと蘭と3人で買い物に行ってた時に話してくれたの…動物の名前が入ってる色って温かそうだって…』

ブーブー

『‼リー君、もしもし⁉『ナイスビンゴ‼』え？』

リー『180度真後ろが、みんなのお目当ての人が逃げ惑う…建物さ』

『！後ろの建物‼ねずみ色のシャッター‼』

毛利「⁉この廃ビルか‼」

リー『間違いない‼早く中に入って助けないと‼』

『オッケー‼』

スマホをコナンに放り投げた音風は、シャッターに向かった

英理「蘭！あなた‼音風ちゃん‼私はここよ‼」

『おばさん‼』

毛利(英理‼)

英理「うぐっ‼」

『おばさま‼』

いきなり英理の口元が誰かの手によって塞がれた