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77話 喫茶ポアロで暇潰し ページ3

蘭「わっ!ヤバイよコレ‼すっごくきれい♡」

『…わぁっ…‼』

蘭の携帯画面を見ていた音風
音風はコナン、蘭におすそ分けを持ってくとポアロから出て来たのだ

『素敵‼』

和葉『せやろー♡これから平次とそのイルミネーション見に行くトコやねん』

蘭「え?これから行くって…コレって、東京の銀座4丁目だよね?」

『うん、私も今日涼ちゃんとデートだからって』

コナン「え」

音風の口から出て来た内容に目を見開いたコナンは、携帯を取り出した

コナン(姉ちゃんのシフトは…)

和葉『うん!せやから蘭ちゃん達も誘お思て…』

ガチャと探偵事務所のドアが開いた

和葉「来てもーてん♡」

『か、和葉ちゃん』

蘭「き、来ちゃったの?」

和葉「うん!年末予定が詰まってて今日ぐらいしか時間取れへんかったし…蘭ちゃん週末暇やーって言うてたし…」

蘭「暇は暇なんだけど…たった今買い物して来た所で…夕飯の支度まだしてなくて…」

『あちゃー、もっと早めに持って来ればよかったね、このサンドイッチ』

蘭「ううん、明日の朝ごはんにするから!お父さんが夜帰ってくるの夜7時頃って言ってたから…そろそろ作り始めないと…」

和葉「ほんならアタシも手伝うてあげるから2人でチャッチャと作って…アタシらは、イルミネーション見ながら夜御飯食べへん?」

蘭「え〜〜!」

『あらあら』

事務所を出た2人は階段を上がり自宅に向かった

和葉「食事代なら気にせんでええよ!銀座のカフェの食事券もーてんねん!平次らは下のポアロで暇潰しててやー!」

『包丁で指を切らないように〜』

「「はーい」」

手を振り、2人を見送った後音風は平次を見た

平次「おい工藤…姉ちゃん…」

「『あん?/なーに?』」

平次に声をかけられた2人は、平次に振り向いた

平次「「何しに来た?」とかしょーもない事聞く気やったら…」

「『聞かねぇよ』」

真顔で返す音風と意味がわかっているコナンは、ニンマリと笑った

コナン「大体わかるし…」

『シャンとしなさい‼』

平次「せ、せやったら…ええけどな…」

ーーーーー
ーーー


コナン「しっかし…わざわざ来るかねぇ東京に…」

『いいじゃない』

隣の席の片付けをしながら会話の中に入る音風は平次を見てニヤニヤしていた

平次「うるさいわボケ‼後姉ちゃんもニヤニヤすんなや‼」

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作者名:サッカーバカ | 作成日時:2018年9月23日 21時

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