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安室「失礼ですが」
『わっ‼』
涼太に抱きついた音風を回収した安室とコナンは、帽子を被った人物をにらみながら笑っていた
安室「お名前は?」
涼太「こいつの名前はリー・シャオン」
リー「リー・シャオン!よろしくね!」
帽子から黄緑の目をのぞかせたリーは、ニカリと笑った
安室「音風さんとどういうの関係で?」
『幼馴染です。リー君は小さい頃家の近所に住んでた子なんですけど、小学校の低学年で引っ越しちゃって…でも、中学校は隣の杯戸町の中学校だったので、何かと連絡とってたんです』
リー「でもって、アメリカに渡った涼くんと入れ替わるようにして僕と音風が高校3年間一緒に過ごしたってワケさ!」
『リー君のおかげで変なナンパ者も寄って来なかったからね!』
リーの腕に絡みついた音風を見た安室は、ショックのあまりフラつきながら壁に手をついた
安室「コナン君、僕再起不能」
コナン「安室さん!しっかりしてよ‼」
『あ、安室さん⁉』
リー「彼、どうしたの?」
涼太「さあな、多分お前の事で勘違いしてるんだろーけど」
リー「へー、ならそのままにしとこうよ、その方が面白い」
涼太「ガキの頃から変わってねーやつ」
ギャーギャー騒ぎまくる光景を見ていた2人は、音風を見て微笑ましくしていた
リー「んじゃ、今日はイルミネーションはやめにしておくよ…音風も仕事がまだあるみたいだし」
『えー…リー君と見れると思ってたのに』
リー「そんな顔しないで、僕仕事でたまにポアロに行くから」
『ならいい』
涼太「変わりばえのはやいやつ」
気をつけてね〜〜と、リー達を見送った音風は落ち込み気味の安室を連れてポアロの中に戻った
安室「さっきの人は?」
『リー君の事ですか?』
安室「はい…」
コナン「ガチで落ち込んでる」
『リー君は涼ちゃんと同じで3歳の時に公園で会ったんです』
《ねえ!》
《ん?》
《きみだぁれ?》
《ボク、リー・シャオン‼ねえ、ボクもバスケとサッカー入れて‼》
『やんちゃな性格で、いつも守ってくれる人なんです あ、ジークンドーをしててとっても強いんですよ』
安室「(パキッ」
『安室さん‼お皿割れてます‼』
コナン(ジークンドー=赤井さんになったな、今…)
それから安室の機嫌を直すのに1時間はかかったとか…
リー・シャオンの正体はいつわかるのやら…
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作者名:サッカーバカ | 作成日時:2018年9月23日 21時