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高木「……ってあれ?和田進一さんがいなくなってる?」
蘭「和田進一?」
『いたのよ、そう言う名前の医療関係者を名乗る男がね…』
蘭「高木刑事、もしかしたらそれって偽名かも…」
高木「ええっ」
蘭「前に新一と音風姉に聞いた事があるんです…明治時代に翻訳されたホームズの物語は日本が舞台でホームズもワトソンも日本人の設定だったって…そのワトソンの名前が「和田進一」で軍医だったので、もしかしたらですけど…」
『(そう…わざわざホームズの和名…「小村泰六」と名乗らず「和田進一」にしたって事は…)』
コナン(いるのか?あの男のバックに…ヒントとなる百人一首を詠わせた…ホームズ的な存在が…)
涼太「……ってこんなとこで油売ってる場合じゃねぇ‼音風!早く行かねえと‼」
『え?でも』
涼太「今日はスペシャルゲスト連れて来てんの!」
『ス、スペシャルゲスト?』
涼太がポアロから出て音風の腕を掴みながら銀座に向かう
だが、高木に呼び止められる
高木「事情聴取、終わってからでもいいですか?」
涼太「いや、今からガチめに行かねーと、アイツの制裁受けんのはオレ(ガッツツゥン」
?「そうだよね、僕の制裁受けるのは涼くんだもんね」
涼太「いってぇぇぇぇええええ‼」
『?誰?』
?「!会いたかったぞー‼我が妹‼」
『わぷっ!』
ガバリと抱きつかれた音風はよろけながらも相手を抱きとめた
安室は外にいる音風を呼びに来たので、その光景を見た
安室「は?」
『ちょ「でかくなりやがって〜、身長はあんまし伸びてねぇくせに、出るとこばっか大きくなりやがって」誰⁉』
?「覚えてないか?僕だよ僕‼」
目深くかぶった帽子から黄緑の目をのぞかせた
すると、何かを思い出したのか音風はみるみる頬を緩ませた
『リー君‼』
コナン「リ、」
蘭「リー君?」
『どうしたの⁉リー君、日本にいつ帰って来てたの⁉』
リー?「ついこの間だよ、涼くんがアメリカから帰国した2日後ぐらいに、で、久しぶりに会うんだったらイルミネーションの綺麗で3人が予定の合う日に会おうって、涼くんがね」
『涼ちゃん大好き‼』
涼太「ぐふっ!」
抱きつかれた涼太は抱きとめるも、リーと名乗る人間にも肩を組まれたので少しよろけた
涼太「大体、テメーの音風愛もほどほどにしやがれ」
リー?「まだ返事を伝えれてない君が言うセリフかい?」
涼太「マジしめる」
リー?「やってみなよ」
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作者名:サッカーバカ | 作成日時:2018年9月23日 21時