76話 別れ ページ2
灰原「やっぱりしぶとかったわね…」
コナン「灰原、オメエも一緒か?」
灰原を見たコナンは来るとは思ってなかったらしい
音風はそんな灰原を見て、哀ちゃん…と心の中で呟いた
灰原「何、その言い方…私がいなかったら、羽田で2人して黒コゲだったわよ…」
安室「(ジロリ」
ルパン「〜♪」
安室が約束と違うぞという顔をしたので、ルパンは目をそらした
不二子「そうね…この子がお願いを聞いてくれなきゃ、撃ってたわ〜」
灰原「あら…何の事かしら?」
不二子「…ちょっと!裏切るつもり?」
灰原はしれっとした顔で不二子に返した
不二子は約束が違う!と怒った
灰原「裏切りは女のアクセサリーなんでしょ?」
不二子は頬を膨らませた
ルパン「ぐふふふ〜」
笑い出したルパンを不二子がぶったのはまた別の話である
安室「怪我はないな?」
『右腕以外なら』
コナン「姉ちゃん、傷口」
『え、あー、そうだったね』
腕を抑えながら安室に返した音風にコナンは、すぐに傷口の手当てをするように促した
安室「傷口が酷くなってるじゃないか‼」
『大げさですよ、こんなの2、3日で治ります』
次元「2、3日で治る傷じゃねぇだろ」
『あら、治すわよ』
五ェ門「どうやってでござるか?」
『気合い』
ルパン「相変わらずの無茶なヤツ」
全員が呆れ返ったが、音風本人は本気で言ったらしい
空港ではエミリオが乗った飛行機に手を振る大勢のファン達の姿
エミリオはそんなファン達を飛行機の窓から見ていた
エミリオ(…ありがとう…江戸川コナン…安室透…)
エミリオは心の中で、ルチアーノの悪巧みを阻止した2人の名を心の中で呟き、屋上に立っているAを見た
エミリオ(ありがとう、工藤音風…さよなら、ボクの初恋の人)
蘭「なんだかんだあったけど…こんなに応援してくれるファンがいるんだもん…大丈夫よね…」
灰原「さて、ルパン達、今頃何してるのかしら…」
コナン「さあな…どうせまた、どこかの国のお宝でも狙ってんだろうよ!」
おまけ
ルパン「ぐふふふ、ドロボーで〜〜す 甘いんだよね〜…オレ様がわざわざ日本に来て、手ぶらで帰るワケねーだろってーの…ん?何これ‼お宝は⁉」
《お先に失礼 怪盗キッド♡》
バン!
銭形「逮捕だ‼ルパ〜ン‼」
ルパン「ウソ〜‼」
「逃げたぞ〜‼追え〜っ‼」
「逃すか〜っ‼」
ルパン「オレじゃねーって!信じて、とっつぁ〜ん‼」
銭形「誰が信じるか〜‼」
ルパン「な〜っ‼覚えてろよ‼キッド‼」
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作者名:サッカーバカ | 作成日時:2018年9月23日 21時