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「ウチらそんなにファンじゃないから…」
『え?』
「では、ここに来ようと言い出したのは…」
『誰なの?』
2人の疑問を…ある男が答えた
「僕ですよ…ポアロの店で僕が波土さんの大ファンだと話したらリハーサルを見られるように園子さんが手配してくれたんです…」
「あ、いつぞやの金髪」
そこにいたのは、安室と梓がいた
音風は『不思議な組み合わせだなぁ…』とポカーンと見ていた
「彼の所属するレコード会社に出資しているのが偶然、園子さんの鈴木財閥だったらしくて…」
『園子の財閥…いよいよヤバイ』
「ははは…全国に顔があるみてぇだもんな…」
コソコソと話している2人に目もくれない安室
どうやら音風の存在に気づいてないらしい
「あれ?梓さんも来たんですか?」
「ポアロじゃ興味なさそうにしてたのに…」
梓「お店じゃ隠してたけど私も大ファンなの!でね、お店のシフトを終えてここへ向かう安室さんのアトをつけて来ちゃったってワケ!」
安室の腕に自分の腕を絡ませた梓に音風は『あんなキャラだったっけ?梓さん…』と小首を傾げた
「驚きましたよ!ここへ入ろうとしたら、彼女に呼び止められて…まあスタッフに事情を話してなんとか入れてもらいましたけど…それよりも音風さんは?来てないんですか?」
『…』
「あ、音風姉なら「音風ならいないぞ」え?」
涼太が音風を隠すようにして立った
コナンも涼太の横にピタリと立つ
「へぇ…携帯にも連絡しても返事がないので、てっきりここに来ているのかと…」
「なんでそう思ったの?」
「だって、コナンくんいるところに彼女ありだろ?」
「あ、そう…」
目を点にさせながら安室に答えたコナンはあはは…と呆れながら笑った
(涼ちゃんの身長がおっきいから見えないのかな?)
「驚いたと言えばあなたも来ていたんですね?沖矢昴さん…先日はどうも…僕の事覚えてますか?」
「えーっとあなたは確か…宅配業者の方ですよね?」
「え、ええ…まぁ…」
「?」
(フフフ…降谷さん目が点だ)
声を出さずに笑いをこらえていると、涼太がくるりと音風を180度回転させた
『涼ち「シッ!あのメガネの坊主がここから離れろだとよ」え?』
「んじゃ後は大ファンの4人でごゆっくり…ってあれ?涼太さん帰っちゃうの?」
「(ギクッ!」
(墓穴掘ったよね…)
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サッカーバカ(プロフ) - Mahoさん» !誤字脱字ですね、本当にすみません!ご指摘ありがとうございます! (2018年9月23日 23時) (レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
Maho(プロフ) - 60話でした (2018年9月23日 23時) (レス) id: e66d7d83c8 (このIDを非表示/違反報告)
Maho(プロフ) - 60‐1のところお初が濡れちゃって→お札が濡れちゃってではありませんか? (2018年9月23日 23時) (レス) id: e66d7d83c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:サッカーバカ | 作成日時:2018年9月21日 20時