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「そうそう美人マネージャーさん？あんたの方の話も決着したんですかい？」
「は、話って？」
「新曲のタイトルになってる「ASACA」…実はアレ…波土の新しい女の名前だって噂になってますぜ？んで、長年の浮気相手だったアンタがブチ切れて…あんな曲を出すなって波土と大喧嘩したとか…」
「だ、誰がそんな事…」
円城は梶谷の話に食い入る
「あ、あんただって波土が音楽活動を休止するって記事を他誌にスッパ抜かれて編集長に大目玉喰らったそうじゃない！15年も波土に張り付いてて何やってんだってね！」
「だからスタッフのフリまでして…乗り込んで来たんじゃねぇか…波土が辞めちまう前に…逆転のでっけー花火を打ち上げてやろうってね…『おい』あ？」
肩に置かれていた涼太の腕を落とし、梶谷の肩に手を置いた
その顔は鋭いものだった
『住居侵入罪で逮捕されたくないなら、今すぐここから出て行け』
「あ？警察でもねぇくせに何を『刑法130条…』？」
目を閉じて腕を組みながら梶谷に話し始めた
『正当な理由がないのに、人の住居など、建造物、艦船に侵入した場合…3年以下の懲役…または10万円の罰金…未遂でも処罰される(ウィキペギィア参照)が…
あんたの場合は未遂じゃなく完全に入り込んでいるため、ここで逮捕もできるが…ここから早く立ち去るなら逮捕は免れるが？どうする？』
「っ……出てくよ！」
梶谷はバッグを肩に背負い直すと去り際に「チッ！」と舌打ちをしてから建物から姿を消した
その姿を見送った音風は円城に向き直る
『また来たら警察に連絡して下さい…日本の警察は優秀ですから』
「え、ええ…」
(相変わらず、職業バラさねぇ程度にやってるよ…)
梶谷を追い出しホクホクとしていると涼太が「なあ」と肩を指で叩いた
『ん？』
「あのさ、久しぶりに2人でどっか出かけね？」
『え？それ今言う事？』
「いいじゃんか、あれから7年だぜ？な？頼む！」
『まあ、いいけど…仕事あるから休みとかそんなにないよ？』
「全然いい！チームには長期休暇って事で日本に帰って言ってるから」
『相変わらず、そう言うのに頭働かすの速いよね』
呆れながら涼太と会話をしていると蘭達が帰ろっかと話していた
『え？帰るの？』
「うん…」
「でも最後のライブのリハーサルなら見た方がいいのでは？」
沖矢がそう言うと蘭は「昴さんには悪いですけど…」と呟いた
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サッカーバカ(プロフ) - Mahoさん» ！誤字脱字ですね、本当にすみません！ご指摘ありがとうございます！ (2018年9月23日 23時) (
レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
Maho(プロフ) - 60話でした (2018年9月23日 23時) (レス) id: e66d7d83c8 (このIDを非表示/違反報告)
Maho(プロフ) - 60‐1のところお初が濡れちゃって→お札が濡れちゃってではありませんか？ (2018年9月23日 23時) (レス) id: e66d7d83c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サッカーバカ
| 作成日時：2018年9月21日 20時
