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57-2 ページ33

「中国の国旗!殺されたおばさんが元々星が5つ入ったネイルをしてたから…星の周りを口紅で赤くして中国の国旗みたいに見せたかったんじゃない?」

「し、しかし何で中国を?」

ダイイングメッセージと中国がどうしても結びつかない目暮は音風に聞いた

『中国は手を使う数の数え方が変わっているんです…1から10まで片手でできるんですよ』

「か、片手で?」

『ええ、1から5までは日本と同じですが…』

足元のコナンが自身げに1から5までの数を手で表した後

『6は、コレで…』

コナンは音風に合わせるように、親指、小指を立て6というのを作る

『7はコレ』

人差し指、中指、親指をくっつけて丸を作ったような形を作る

『そして8は…コレです!』

それは被害者が残したダイイングメッセージの1つだった

「おい…それって…」

「あーそっか!これだと…八巻さんの「8」になっちゃうね!」

その後、八巻さんは自分の犯行だと自白した

「いやー、相変わらずの名推理たったな!音風くん!本当に容疑者の事情聴取に行かなくていいのか?前は工藤くんと来ていたのに」

『いいんですよ、今日は警官としていたわけでもないですし』

「そうか?しかし工藤くんも何をしておるんだね?一向に連絡も来んし…」

『事件の方があいつは好きですしね。気にしなくても元気にやってますよ。マスコミに言ってないだけですから』

新一の事をなんとかごまかした後、音風達はデパートを出た

Case Closed(一件落着)!あんな事件、ボクとコナンくんと音風さんにかかれば朝飯前さ!なあ、2人とも!」

「ボクはリボンでサンダルを作っただけだよ…」

「流石は東の高校生探偵の姉貴だな」

『あははは』

「でも知らなかったよ…ドイツやフランスがこういう数の数え方をするなんて…」

「あ、それ新一と音風姉もよくやってたよ!お母さんのクセが移ったって言ってたけど…」

困ったように笑った蘭の言葉を聞いた涼太は「ああ…カッコつけてフランス人の真似してたって言ってたな、お前の母さん」と、呟いた

「ヨーロッパじゃ「3」はこうなの?」

『いや、ヨーロッパの中でも例外はあるわよ?イギリスは日本と同じで、相手に「3」ってわからせる時は人差し指、中指、薬指の順に立てるからね』

「やっぱりそっか!そうだよな!」

57-3→←57話 もう1人のお客さん



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サッカーバカ(プロフ) - Mahoさん» !誤字脱字ですね、本当にすみません!ご指摘ありがとうございます! (2018年9月23日 23時) (レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
Maho(プロフ) - 60話でした (2018年9月23日 23時) (レス) id: e66d7d83c8 (このIDを非表示/違反報告)
Maho(プロフ) - 60‐1のところお初が濡れちゃって→お札が濡れちゃってではありませんか? (2018年9月23日 23時) (レス) id: e66d7d83c8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:サッカーバカ | 作成日時:2018年9月21日 20時

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