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「ねぇ見て見て！」
案内板の前で園子と涼太が立っていた
「さっきガキんちょと音風姉が言ってた店…この近くよ！」
「つーわけだ、行ってみるぞ！」
『園子、涼ちゃん！蘭が言ってたようによしなって！』
好奇心で行こうとする2人を叱りつけた時
ｷｬｱｱｱ！
女の悲鳴が聞こえた
探偵の本能で動いた世良とコナン、音風は蘭達を放っておいて声の聞こえた方に走り出した
「あ、ちょっ…」
「はぁ……」
「ひ…人が死んでる…」
(おいおいさっきの店かよ!?)
2人が言っていた店の試着室の前で、店員が腰を抜かしていた
カーテンを開けた世良
試着室の中にいたのは、首を絞められた女性がいた
「警察を早く!!」
「は、はい！」
「あと、店にいた人は誰も帰さないで！」
店員に指示を出したコナン達は女性の首元を見た
『吉川線もあるし…絞殺で間違いないね』
(懐に左手を突っ込んでる…何で？)
『!?』
コナンが女性の左手を出すと、人差し指と親指を立てた左手があった
「隣を指差してる？」
「左隣の試着室は誰が？」
「わ、私だけど…」
「まさかあんたが犯人!?」
「ち、違いますよ！」
『じゃあ右隣は、あなたですね？』
「え、ええ……って、あなた名探偵の工藤音風じゃ!?」
「えぇっ!?」
『あ、どうも。失礼ですがこの遺体を見つけたのは誰が』
「あの店員さんよ」
電話をしている店員を目で指した客
「ん？右手も何か握りしめて…!? く、口紅!?」
「そーいえば口紅を指で拭った跡が…」
『殺される前に親指に口紅をつけて握ったのね…』
3人(でも一体…何の為に!?)
「音風！」
『！涼ちゃん、入っちゃダメ！』
「！」
店に走って来た涼太を制した音風は蘭達に事情を話した
『って事だから、警察が来るまでここで待機』
「う、うん」
「わかった」
「で？名探偵の工藤さんは犯人がお分かりで？」
『まだだけど…容疑者は3人かな？』
可愛らしくウインクをして、2人のいる試着室前に戻った
(相変わらずの人たらし)
「音風姉、相変わらずよね」
「天然の人たらし」
「ガキの頃からだからね」
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サッカーバカ(プロフ) - Mahoさん» ！誤字脱字ですね、本当にすみません！ご指摘ありがとうございます！ (2018年9月23日 23時) (
レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
Maho(プロフ) - 60話でした (2018年9月23日 23時) (レス) id: e66d7d83c8 (このIDを非表示/違反報告)
Maho(プロフ) - 60‐1のところお初が濡れちゃって→お札が濡れちゃってではありませんか？ (2018年9月23日 23時) (レス) id: e66d7d83c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サッカーバカ
| 作成日時：2018年9月21日 20時
