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55-2 ページ28

音風が着た水着は、青のグラデーションのかかったビキニで、スカートのような水着である

『ね、ねぇ…似合わないよ』

頬を真っ赤に染め上げた音風の水着姿を写メったコナンは、安室にラインで送った

コナン姉ちゃんの水着姿

安室……理性

わけのわからない言葉を発した安室を放っておいたコナンは、水着をすぐに脱いだ音風の隣に立った

「安室さんもやばそうだよ」

『なに送ってるの』

水着を戻した音風はコナンと共におもちゃ売り場に行くと言い、その場を後にした

「んじゃ、オレはトイレ」

「水着買ったら迎えに行くから、レストランでお昼食べようねー!」

「ガキんちょ腹ペコでしょ?」

(いや…もう満腹です…)

トテトテとコナンの後を追いかける音風
しばらく歩き、2人でさざ波の音とあの声の主達について思い出していた

「しかし…何だったんだ?さっきのの記憶…」

『あの八重歯の女の子が…世良ちゃんだったとしたら…あのサングラスの男の人…随分若かったけど…赤井さん?』

「だとしたらあの少年と女の人は一体…どこかで会った気がしないでもないけど…どこで?」

「覚えてないの!?」

2人「え?」

2人が通っていた通路の隣の店で女性がそう叫んだ
どうやらいざこざがあるらしい
どうにか収まったいざこざに2人は「何か知らねぇけど、関わらないでおこう…」と、心の中で呟いた

「へぇー…客にそんなスゲーオバさんいたのか…」

「う、うん…」

「ミステリーだと真っ先に殺されちゃうタイプだな…」

「もう世良ちゃん!縁起でもない事言わないでよ!」

「音風姉、それって何て店なの?」

『4階のSIMUSA(シムサ)ってお店よ』

店の名前を聞かれた音風が答えると、園子はそこに行ってみようと提案した

「よしなよ!せっかく可愛い水着買えていい気分なんだから!」

2人(水着…)

「ねえ、世良の姉ちゃん…」

「ん?」

『今日、最初に着てた水着って…』

音風が水着をどこかで着た事があるかと尋ねようとした時

「そうそうあの水着…どこかで着た事なかった?」

2人(え?)

「何か見覚えあったんだけど…」

「そうか?」

2人(そーいえば…あの時確か…蘭も…)

エスカレーターを降りた2人はまた幼い頃の記憶を思い出していた

55-3→←55話 試着室で水着



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サッカーバカ(プロフ) - Mahoさん» !誤字脱字ですね、本当にすみません!ご指摘ありがとうございます! (2018年9月23日 23時) (レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
Maho(プロフ) - 60話でした (2018年9月23日 23時) (レス) id: e66d7d83c8 (このIDを非表示/違反報告)
Maho(プロフ) - 60‐1のところお初が濡れちゃって→お札が濡れちゃってではありませんか? (2018年9月23日 23時) (レス) id: e66d7d83c8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:サッカーバカ | 作成日時:2018年9月21日 20時

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