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「じゃ、明日！」
『うん、遅れないようにするから』
ポアロを後にした蘭達
いまだに残っているのは涼太、コナンの2人だけである
『コナンくんは帰らなくていいの？』
「うん！」
「なぁ、ずっと気になってたんだけど、お前の弟にそっくりだよな、コナンくん」
「(ｷﾞｸ」
『え？まあね、遠い親戚の子だもの』
「そりゃ似てるわ」
ジュースを飲みながら涼太はまじまじとコナンを見た
レモンパイを頬張りながら音風を見るコナンに『あ、そうだ！』とバックヤードに戻って行った
『これこれ！』
「？」
『いつも頑張ってるコナンくんに』
「？ ……！こ、これ！」
『探偵くんが欲しがっていた本ですよ？』
「うわぁぁぁ！ありがとう！」
ずっと欲しがっていた本を音風が持ってきた
あと一冊のところに出くわした音風がすぐに買ったらしい
『読んだら感想教えてね？』
「うんっ！」
頬を染め上げキラキラとした顔で本をまじまじと見る
早く読みたげだ
『よかったら読んで行けば？今日は家に泊まればいいし』
「いいの!?」
『読みたいっていう雰囲気出てるんだもん』
「やったぁ！」
すぐさま本をパラパラとめくって読んでいくコナンを新一と重ねる
我が弟の元の姿に戻った時の姿もこんな感じだろうと思った
『あ、水着って私も買うのかな？』
「買うんじゃない？」
『……いつ着んのよ…』
はぁ…とため息をついた音風は、ふと思い出した
『そーいや、水着って言えば…』
「え？」
ｻﾞｯﾊﾟｧｧｧﾝ
(え…？)
“魔法使いみたいだね！”
『！』
キョロキョロと辺りを見回す
女の子の声が聞こえた気がした音風は店内を見回すが、コナン以外に子供はいない
(気のせい…？)
「姉ちゃん？」
『あ、何でもないよ』
「……？」
(あの女の子の声…どっかで…)
「なあなあ」
『！なに？』
カウンター席から声をかけた涼太に振り向いた音風の目の前に茶色いものが広がった
『？』
「ホレ、昔欲しがってた熊のぬいぐるみ」
『え？あーー！覚えてたの!?』
「おう」
茶色の可愛らしいクマのぬいぐるみを手に取った音風はコナンに見せた
『可愛いでしょ！』
(ぬいぐるみ持ってはしゃいでる姉ちゃんの方が可愛いぞ…？)
「……(ﾌﾞｽｰ」
安室がぶすくれていたのは誰も気づかなかったのだった
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サッカーバカ(プロフ) - Mahoさん» ！誤字脱字ですね、本当にすみません！ご指摘ありがとうございます！ (2018年9月23日 23時) (
レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
Maho(プロフ) - 60話でした (2018年9月23日 23時) (レス) id: e66d7d83c8 (このIDを非表示/違反報告)
Maho(プロフ) - 60‐1のところお初が濡れちゃって→お札が濡れちゃってではありませんか？ (2018年9月23日 23時) (レス) id: e66d7d83c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サッカーバカ
| 作成日時：2018年9月21日 20時
