54話 デート？ ページ25
『え？水着？』
「うん。今度、デパートで買いに行くんだけど、音風姉も行かない？」
『いつ？』
「明日」
『うーーん…』
スマホの予定表を見ながらぽりぽりと頭をかいた
その日は涼太とお出かけなのだ
『涼ちゃんも一緒でいい？』
「えっ、予定入ってたの？」
『うん、涼ちゃんとお出かけ』
2人「(ﾋﾟｸｯ」
「そうなんだーってまさか」
『デート…になるのかな？』
「まじで!?」
ガタンッとテーブルを叩きながら立ち上がる園子
「2人っきりで行きなよ！まだ返事だって『園子！』モガッ！」
園子の口を慌てて塞いだ蘭と音風
その光景に安室とコナンは眉をひそめた
「まだその事を新一や安室さんには話してないのよ！」
『こんな公共の場で言いふらす事じゃないでしょ！』
「ふぁーい」
フー…と一息ついた2人に園子が「でもさぁ」と口を開いた
「せっかく2人でデートなんでしょ？」
「オレは別に良いけど？」
『涼ちゃん』
カランコロンとポアロのドアを開け、カウンター席に座った涼太
「別に2人っきりとか狙ってないし、音風の大事な幼馴染とも仲良くなりたいしな」
(んにゃろぉ…)
(全力で止めるか)
『涼ちゃん、デパート行くんだよ？顔バレしたら大変「そこんとこは安心しろ、お前使うから」人をすぐに巻き込むんだから』
プクーッと頬を膨らませながら怒る音風の頬をツンツンと突く涼太
側から見れば恋人同士と思わせるだろう
『顔バレしないように帽子とサングラス！』
「へーへー」
「安室さん」
「ん？」
「安室さんは明日仕事あるの？」
「いや？ないけど」
「なら、2人の行動を後つけてよ」
「キミもお姉さんの事になると、必死だね」
「まあね」
『何話してるの？』
「アイスコーヒーのお代わりだよね？」
「うん！」
話の中に入ってきた音風に、誤魔化すようにその場を離れた安室
『避けられてる？』
「仕事で無茶するから」
『謝ったほうがいい？』
「うん」
『……うーん』
顎に手を添えながら必死に悩みこむ音風をちらりと見た涼太と安室
(あの金髪のどこがいいんだよ)
(悩んでる…)
双方、これからは大変になりそうだ
(てか、気づけよ)
(いつ謝ろ)
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 42人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
サッカーバカ(プロフ) - Mahoさん» ！誤字脱字ですね、本当にすみません！ご指摘ありがとうございます！ (2018年9月23日 23時) (
レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
Maho(プロフ) - 60話でした (2018年9月23日 23時) (レス) id: e66d7d83c8 (このIDを非表示/違反報告)
Maho(プロフ) - 60‐1のところお初が濡れちゃって→お札が濡れちゃってではありませんか？ (2018年9月23日 23時) (レス) id: e66d7d83c8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：サッカーバカ
| 作成日時：2018年9月21日 20時
