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あたりが少し薄暗くなってきた時間
安室、音風は腕を組みながらターゲットを追っていた
(おかしいな…こんなに人通りの多い道を通れば誰の目にも止まるのに…)
『安室さん、アイツなんかおかしいです』
「え？」
『さっきから時計ばっか見てて…』
音風の言った通り、男はチラチラと腕時計を見ていた
すると、その場からスタスタと急ぎ足で去って行った
「！追うぞ！」
(時計…ん？)
安室の後をついていくようにして走っていた音風は、男が持っていたバッグと同じものを道端で見つけた
(……男のバックに似てる…そういえばさっきの男は…さっきまでバックを持ってたけど…さっきは…)
頭の中でさっきの映像を流す
男が時計を見る前はバッグを肩から下げていた
だが、時計を見るようになってからは…
『！まさか！』
安室の後を追うのをやめ、バックに近づきファスナーを開ける
ｶﾁｯｶﾁｯ
『なっ……！』
時限爆弾だ
後5分しかない
『皆さん！逃げてください！爆弾が爆発します！』
「「!!?」」
大声で聞こえるよにして言った音風の言葉に、その場の人々は立ち止まったがすぐに逃げる
『水銀レバーじゃない…となると一式の爆弾…！解除には…約15分！』
爆弾の形状を見て冷静に判断すると、安室に連絡を取った
《？工藤…もしもし？お前一体どこに『降谷さん！逃げてください！』は？》
切羽詰まった声にガサゴソと何か作業をする音が聞こえる
『男が持っていたバッグの中が…爆弾です！
そのバッグ、さっきの場所にあるんですが、後5分しかないんです！とにかく逃げて！』
《何!?》
電話を一方的に切られた安室は、風見達に状況を説明してから音風の元に向かった
『くそっ！こんな所で爆弾を爆発させたら、被害はどれほどになるか…！』
小型ナイフを使いながら爆弾を解体していく
後3分、まだ爆弾は半分以上解体できていない
『後3分で解体とか…無理だろ』
解体をするスピードを上げる
何としてでも、思い出の場所であるトロピカルランドで爆弾を爆発させたくない…
ただそれだけのために爆弾を解体する
『よしっ！後1本！』
ブッ！と線を切り終えると、タイマーは止まった
『フィー…』
肩の力がドッと落ちる
すると、息を切らしてきた安室がやってきた
「工藤！」
『降谷さん、大丈夫ですよ』
「まさか解体したのか…!w」
『それ以外何があるんですか』
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サッカーバカ(プロフ) - Mahoさん» ！誤字脱字ですね、本当にすみません！ご指摘ありがとうございます！ (2018年9月23日 23時) (
レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
Maho(プロフ) - 60話でした (2018年9月23日 23時) (レス) id: e66d7d83c8 (このIDを非表示/違反報告)
Maho(プロフ) - 60‐1のところお初が濡れちゃって→お札が濡れちゃってではありませんか？ (2018年9月23日 23時) (レス) id: e66d7d83c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サッカーバカ
| 作成日時：2018年9月21日 20時
