14-14 ページ33
「やはり、引き分けですか」
「悔しいんだけど…」
『なんでタイマンになっただけで、止まるの？』
「「お前らのタイマンが殺し合いなんだよ!!!」」
「目がイってんの!!! わかる!? もう殺し屋の目なの!!!」
前原くんが激しく言っている中、「安心しろよ、前原」と言うカルマくん
「本気ではしないから」
「本気だった!!! お前等の目が本気だったのは、俺等わかるから!!! 瞳孔がカッて!! カッて!!!」
『うるさいよ』
「ゴフッ」
前原くんの首元に手刀を入れた青子さん
「久しぶりにやってみて、どうでしたか？」
「やっぱ、渚にやられるのって納得しないな〜」
「なんで!?」
「1番このクラスでひ弱だもんね」
「う…」
『やっぱりさ、渚』
「？」
『取った方がいいよ。その方が効率いいし』
「取らないよ!!! 大事にするから!!!」
「え、渚とんないの？」
「当たり前なこと聞かないでよ!?」
潮田くんの激しいツッコミに青子さんたちが笑う
「ヌルフフフフフ…!! やはり、皆さんの殺意はいいですねぇ…!!
これからも、殺る気を持って前に進んでくださいね」
「進むも何も、殺せんせーがいるんなら俺等は殺る気変わんないからね」
「にゅ？」
「だよねー。また夏休み暗殺計画とかもあるし」
『去年の悩みまくった冬休みも挽回したいしねぇ』
「ヌルフフフフフ……!! 皆さんの本気の知恵と努力の暗殺計画、楽しみですねぇ……!!」
青子side
「それはそうと、青子さん」
『？』
「キミは“個性”を使うことに恐怖を感じましたか？」
『………』
E組とA組のみんなが話し合ったりしているのを見ながら、私は殺せんせーに聞かれたことを考えた
『別に？怖いとか今更だし、私が使いたいと思わないと発動しないしね』
「……………。キミは本当に優しいですね」
『…どこが。突き放しておくことでしか優しくできないバカの塊だよ？』
「それは、傷つけられないようにしているんでしょう？」
『…はは、先生は私を信じすぎてる。もしかしたら、今までの思い出全部うわべだけだったかもしれないんだよ？』
「それでも先生はキミを信じます。たとえうわべなだけだったかもしれない。でも、キミの笑顔に嘘はなかった
先生は、死ぬ時もこれからも信じていますよ」
『…あ、そ』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 562人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
サッカーバカ(プロフ) - ぽかりさん» おっと！それ以上はシーーー！です＼(^^)／ 細かい事は、きっとヒロインちゃんが教えてくれます！！！コメントありがとうございます！！！ (2020年3月20日 15時) (
レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
ぽかり - 体育祭前までしか読めてませんが.....(^_^;) (2020年3月20日 15時) (レス) id: a72f134362 (このIDを非表示/違反報告)
ぽかり - 兄さんがオーバーホールで女の子が壊理ちゃん、個性が破再なのは『破壊と修復』から。ですかね? (2020年3月20日 15時) (レス) id: a72f134362 (このIDを非表示/違反報告)
サッカーバカ(プロフ) - mioさん» ありがとうございます！！！頑張ります！番外編、ちょっと考えてみますね！ (2020年3月15日 11時) (レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
mio - 更新頑張ってください！応援しています！！番外編が見てみたいです！ (2020年3月14日 15時) (レス) id: 2668335830 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：サッカーバカ
| 作成日時：2020年3月11日 10時
