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「……えぐかった」
「まさかそんなに…」
「ははははは！」
『士郎兄さんと相性いいかも』
ゲームセンターの射撃ゲーム全部を制覇して、高得点、順位もどんどん離した
つまり、クリアするには私かE組のみんなしかいないということだ
「青子、射撃ゲームとか出禁とかならなかったの？」
『まったくもって、やってなかった』
「まっじか…」
「才能って怖い…」
才能…ねぇ
「青子？」
「どうかしたの？」
『別にー』
才能はない
ないなりに伸ばしたんだ
必死に努力して、必死になって頑張ったんだ
なのに…
渚はそのさらに上をいってしまった
暗殺の才能が花開いた彼に、私はまったく歯が立たなかった
勉強も喧嘩では勝てても、意味がない
渚には、油断できない
いつか寝首をかかれるかもしれない
私と違って正直でいい子だから…そんな不安は気のせいに決まっている
…なのに、引きずり出して潰しておきたい得体の知れない
さっきも言ったように、喧嘩や勉強で勝っても意味がない
明らかに
人畜無害な小動物だから、喧嘩っ早い私やカルマが警戒しなくて済む数少ない人間だった
でも、仲良くした当時からざわつく部分もあったんだ
油断できる友達なのに、油断できない
その
納得したんだ
私は…「暗殺」という
私が勝てるとしても、それは喧嘩の応用を取り入れただけ
そんなの取っ払えば、渚の方が段違いに強い
あの子は優しいから、暗殺の力を誰かのために使うと決めた
もし、殺し屋への道に進んでしまっていたら
私たちE組には止めることができない
だって彼は、暗殺という才能を持った神に近い人間だから
『才能って、なんなんだろうね』
「？いきなりどうした」
『…恵まれてる才能なんて、本当にあるのかな』
羨ましいと思った
でも、私はその才能が怖かったから
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氷河吹雪(プロフ) - し、し、し、士郎！？ま、まさか..隼人君もいて、天城君ってことは...まさかのですか？ (2021年9月30日 0時) (
レス) @page2 id: 1c9fee35a9 (このIDを非表示/違反報告)
サッカーバカ(プロフ) - さうさん» うお、ほんとですねありがとうございます！ (2021年1月17日 14時) (レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
さう(プロフ) - 凄い面白くて一気に読んでる最中です！！兄紹介の隼人さんの身長の所が焦凍になっちゃってます！ (2021年1月17日 14時) (レス) id: c9dfe6b4d6 (このIDを非表示/違反報告)
サッカーバカ(プロフ) - 夜桜さん» ありがとうございます！更新頑張ります！！！！ (2020年3月11日 10時) (レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
サッカーバカ(プロフ) - 三毛猫さん» ありがとうございます！更新早いですが、よろしくお願いします！ (2020年3月11日 10時) (レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サッカーバカ
| 作成日時：2020年3月7日 22時
