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「…なるほど、その殺せんせーとやらが現れたのは、僕達が2年…つまり、3年に上がる前の3月だというのか…」
「具体的に言えば、俺等の担任になったのは4月から。
そんで、俺等が殺したのは…」
『レーザー発射の数分前』
浅野と一緒に、まさか喫茶店にいるとは思わなかったんだけど…
「だが、この弱点とはなんだ…？」
「渚が暗殺の鍵になるんじゃって言って、1年間書き留めたもの。結構役立ったんだよ」
「…そうなのだろうが、プールマナーにやたら厳しいやら、安い絵しか描けない、運転中は人格が荒む、リストラ、傷口に塩を塗る、傷つかないように保険をかける…見ている限り、ただの人間だろう」
「だからこそ、殺したくて仕方なかったんだよ」
『えろくてデカいだけの超生物なのに、殺せないって本当に殺意が湧いてた』
浅野は理解できんと言った顔で、息を吐いた
「キミ達の担任は、どうやら常人を超えているようだ」
「当たり前じゃん。どこの中学生の担任が、マッハ20で飛んだり、脱皮したり、球体になったり粘液出したり出来ると思ってんの」
ケラケラと笑うカルマから、私は黙ってケーキを食べた
「だが、僕も会ってみたかった」
「え？」
「キミ達の担任に」
「…浅野クン」
『残念だけど、何回か見てると思う』
「何!?」
『体育祭で、やたらE組で写真撮ってる人いたの覚えてない？』
「あ、あぁ…。理事長が放っておけと」
「アレ、うちの担任」
「(ｶﾞﾀｶﾞﾀｯ!!」
驚いた浅野は立ち上がって、口をパクパクとさせた
「まさか…そんな、機密事項の人物が公共の場にいたりしたのか？」
「噂とかあったでしょ？」
『身近で言えば、不審者の噂』
「まさかそれも…」
「ウチの担任」
がっくりと肩を落とす浅野に、『覚えてるか』と同情の声を上げる
「覚えているに決まってるだろ。黄色い巨大タコを目撃した、コンビニスウィーツを買い占める黒ずくめの男、Gカップのねーちゃんが「ヌルフフフフフ」という声がして振り向くと誰もいなかったとか…」
「やらかしてるね」
『うわぁ、それネタに暗殺を組めばよかった』
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夕憑紅(プロフ) - 良すぎです！！感動しました！！涙出ます。ドキドキします。うわーって思います。 (4月30日 9時) (
レス) @page24 id: c53479bd69 (このIDを非表示/違反報告)
サッカーバカ(プロフ) - あかねさん» 本当です…！ご指摘ありがとうございます！誤字脱字が目立ちますが、よろしくお願いします…！本当にご指摘ありがとうございます！！！ (2020年3月10日 11時) (レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
サッカーバカ(プロフ) - 三毛猫さん» おじさんです笑笑 これから絡んでいきますので、よろしくお願いします (2020年3月10日 11時) (レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
あかね(プロフ) - 44.45ページのところのセロ君の説明、膝じゃなくて肘からテープだと思いますよ (2020年3月10日 11時) (レス) id: 110b716f36 (このIDを非表示/違反報告)
三毛猫 - なんか、おじさん気になるwww(言い方)楽しみです (2020年3月6日 20時) (レス) id: 637a950f3e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サッカーバカ
| 作成日時：2020年3月2日 20時
