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「青子」
『ん？』
「お腹、見せて」
『…ん？』
「だから、お腹見せて」
『え、なんで…』
「あのエンデヴァーにおもくそ殴られたなら、青紫になってるから。ほら、早く」
『あ、いや…大丈夫だって。こんなの、怪我のうちに入んないし。それに、子供の頃から炎司さんの腹パンは受けてたし』
「訴えても勝てるよ、それ」
磯貝から、「ちゃんと手当てしとこうな」と言われ、私は渋々頷いた
磯貝は委員長だから、言うこと聞かなきゃなってなるんだよな
「俺の言うことも聞いてほしいかな？」
『カルマは無理かな』
「え、なんで」
『私とおんなじだし』
「そりゃ無理だ」
ソファに深く座り込み、救急箱を持ってきたカルマに「服まくって」と言われて言われるがままにまくった
「うっわ…。すっげぇ痛そう」
『まぁ、耐えれないほどの痛みじゃないけど』
「触るよ」
『うん』
軽く触れられて、「痛い？」と聞かれて首を横に振る
「…もっと体、大切にしなよ」
『ん…』
湿布を貼って安静にしておけと言われ、作戦は座って聞くだけになってしまった
前原や中村、村松たちが体を動かしているのを見ているだけなのも暇だし、私は頭を使うことをしている
「青子」
『？』
「イメージトレーニング、付き合ってよ」
『ほいきた』
速水と千葉と一緒にライフルや銃のイメトレをやる
2人とも、狙撃の名手だし、アドバイスも的確だから自分のクセをすぐに見つけて指摘してくれるあたり、優しい奴ら
「お腹、大丈夫なの？」
『うん。ヘーキヘーキ』
「あんまり無理するなよ」
『わかってる。けど、無理しなきゃいけないんだよ。
山の中に入ったら、軍人がいる…気は抜けないよ』
私がそう言うと、2人も頷いた
あと2日に迫った
「磯貝」
「？」
『………？』
磯貝と作戦の打ち合わせをしていると、ずっと黙っていたカルマが口を開いた
「もし山の中まで入れたら…そっからは俺に仕切らせて」
『！』
「頼む」
カルマ…
『磯貝』
「…ああ、任せた」
大丈夫、カルマなら
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al8056(プロフ) - あれ？渚の両親って離婚じゃなくて別居じゃなかったですか？勘違いだったらすみません (2021年1月23日 12時) (
レス) id: 6b4ec52995 (このIDを非表示/違反報告)
世阿弥 - がんばってください！！！！ (2020年12月13日 18時) (レス) id: 6e54989a60 (このIDを非表示/違反報告)
ササクラ(プロフ) - 眼がチカチカする、、、、 (2020年6月14日 15時) (レス) id: 27331d7b4a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サッカーバカ
| 作成日時：2020年2月24日 11時
