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「殺せんせーと…話してないことが沢山ある!! やりたいことも沢山ある!!
だからお願いです、行か…」
ﾄﾞｯ
「出せない。これは国の方針だ。よく聞け、渚くん
俺を困らせるな、わかったか!!」
『！』
「無駄だよ、渚。結局のとこ、その人も社会人なんだ
いざとなったら保身のために上の命令に従うだけ」
「…その通りだ。地位がなければ、肝心な時に誰も守れない
…それに、俺自身の信念に基づいても…やはり奴は殺すべきだと考えている
キミ等も、3日くらい頭を冷やして考えるんだな」
歩いて行く烏間先生を呼び止めた
『わかりましたから、もう大丈夫です』
「……………」
そう言って、私は烏間先生を見送った
烏間先生が出て行った後、寺坂は物に当たった
「…寺坂くん、烏間先生は今…。「俺を困らせるな」ってはっきり言った」
「だから何よ」
「こうも言った。5日目以降は外側の警備にスキが生まれる
山の中には少人数の精鋭が潜んでいて、そのリーダーは烏間先生の3倍は強い
前に烏間先生話してた」
“…ああ。もしも俺が困れば、迷わずキミ等を信頼し任せるだろうな”
「だから、「困らせるな」は、「僕等を信頼して任せる」…って意味だと思う
「俺とキミ等の立場は違う」、「けど、可能限り情報をやる」、「あとはキミ等の意志を尊重する」って
だから、みんなで考えて整理しようよ。僕等がどうしたいのか、僕等に何ができるのか
殺せんせーがどうして欲しいのか」
烏間先生のあの物言いに、わからない私じゃない
言い方にトゲがあったけど、情報は沢山もらった
話を戻そう
まず第一に、私たちの中で殺せんせーに本心から死んで欲しいなんて人は誰一人としていない
聞くまでもないことだ
第二に、それでも私たちは殺し屋だ
必殺に懸けたこの1年の思い出を、赤の他人に踏みにじられるのは死んでも嫌だ
私たちがしたいこと
会いたい
会わなきゃ何も終わらない
「気持ちを抑えて今は待とうよ。3日待ってもレーザー発射には十分間に合う
それまでに烏間先生はきっと手を打ってくれる」
考えるんだ
もしもここを出られた時に備えて
あらゆる作戦を立てておく
あと3日、あと2日、
必ず、会うんだ
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al8056(プロフ) - あれ？渚の両親って離婚じゃなくて別居じゃなかったですか？勘違いだったらすみません (2021年1月23日 12時) (
レス) id: 6b4ec52995 (このIDを非表示/違反報告)
世阿弥 - がんばってください！！！！ (2020年12月13日 18時) (レス) id: 6e54989a60 (このIDを非表示/違反報告)
ササクラ(プロフ) - 眼がチカチカする、、、、 (2020年6月14日 15時) (レス) id: 27331d7b4a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サッカーバカ
| 作成日時：2020年2月24日 11時
