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焦凍がいる家から飛び出して、私は渚と合流して、状況を確認した
律によると、装甲車両が山に繋がる主要道路を封鎖しており、学校へレーザーを発射している建物は、一夜にして要塞のように生まれ変わり、100m以内の侵入を禁じられた
多くのヒーローたちも出動しており、包囲を固めている
「どーいうことだよ!! 殺せんせーはどーなってんだ!!
携帯も繋がんねぇ!!」
《教室にある私の本体とも連絡がつきません。山に繋がる通信や電源は全てカットされてるようです》
不破の家は学校に1番近いらしいが、国から避難命令が出ているらしい
兵隊が大勢いて、この小さな街全体で1万じゃすまないかもしれないと
この現状で、私たちは自分たちが甘いと分かった
このまま何事もなく終わるかもと思っていたから
全てが準備されていたんだ
私たちの知らないところで…すさまじく、周到に
総理大臣が各国共同声明を読み上げ始めた
巨大光線と光のドームは、2種類の超暗殺兵器によるものであること
これらの兵器が狙っているターゲットこそが…月を壊した元凶であること
その怪物を殺さないと、もうすぐ地球が滅んでしまうこと
敵無しに振る舞うこの怪物は…政府を脅し私たち生徒を人質に、教師になりすまして学校に潜伏していたこと
各国政府は従うフリをしつつも…秘密裏に暗殺の準備を進めていたこと
各国の保身や思惑が混じったこの声明は、明らかに殺せんせーだけが悪者だという印象を与えた
とどめのレーザーの発射日として発表されたのは…3月12日
地球が滅ぶかもしれない日の前日だ
騒然となる世間を横目に、無意識に私たちは学校へ向けて走り出した
最後のミッション
殺せんせーの暗殺期限まで…あと7日!!
「あれ！」
『!!』
兵隊やヒーローたちが固めていて、通ることができない
「なんだキミたちは!!」
「通せよ!! 生徒だよ、あの教室の!!」
「行きたいんです!! バリアの中…殺せんせーのところへ!!」
『離して!! 行かせてよ!!』
「青子!!!」
『！炎司さ…』
ｺﾞｯ
『がっ…………!!』
「青子!!」
目がチカチカするほどの衝撃がお腹を襲った
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al8056(プロフ) - あれ？渚の両親って離婚じゃなくて別居じゃなかったですか？勘違いだったらすみません (2021年1月23日 12時) (
レス) id: 6b4ec52995 (このIDを非表示/違反報告)
世阿弥 - がんばってください！！！！ (2020年12月13日 18時) (レス) id: 6e54989a60 (このIDを非表示/違反報告)
ササクラ(プロフ) - 眼がチカチカする、、、、 (2020年6月14日 15時) (レス) id: 27331d7b4a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サッカーバカ
| 作成日時：2020年2月24日 11時
