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『受験受かる前に、自分の体大切にしなよ。無理して怪我して、受かっても除籍になったら意味ないんだからさ』
ワイヤーを回収して、彼の手を叩いて私は歩いていく
『律、渚から連絡きた？』
《無事、合格したと言ってます！》
『よかった、やっぱり渚はすごい』
けど、これからはお互いに忙しくなるんだ…
一緒に遊ぶのも、なかなかないかも…
『律、受かってるといいねー』
《受かってるといいですね》
心が安らぐ
去年の私じゃ考えられなかっただろう
昔の私は、それはそれはやんちゃしてた
カルマとは暇な日に遊んでは、喧嘩売られたら買ってタコ殴りにしてた時もあった
でも、停学を食らった時からすでに喧嘩についてはもう興味もないし、面倒なものだった
だから、停学期間にカルマと渚が遊びに来てくれた時は本当に嬉しかった
私の、大切な友達だから
「あ、あの!!」
『？』
クール系の女の子が声をかけてきた
「さっきは、助けてくれてありがとう」
『あ、いや…。お礼言われるぐらいなことはしてないし…それに、怪我がなさそうでよかったよ』
「うち、耳郎響香って言うんだ。えっと」
『…夜神月青子、よろしくね。耳郎ちゃん』
「あ、うん。青子って呼んでもいい？」
『好きに呼んでいいよ』
耳郎ちゃんと歩いていると、さっきの少年が追いかけてきた
「てめぇ、名前教えろ!!」
『…まずは自分の名前から言ったら？』
「俺は爆豪勝己だ!!! 覚えとけ、舐めプ女!!!」
『私は…夜神月青子。舐めプ女じゃないから。行こう、耳郎ちゃん』
「あ、うん」
耳郎ちゃんの手を引いて歩いていき、更衣室で体育着を脱いだ後、私はそのまま耳郎ちゃんと別れて帰った
ー1週間後ー
『ふわぁっ…』
今日は休みで、朝からポストを開けてみれば雄英からの郵便物が届いていた
大方、結果の内容だろう
家に入ろうとした途端、ガシッと何かに掴まれた
『…………………』
「おはよう、青子」
『帰れ』
「デジャヴ」
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al8056(プロフ) - あれ？渚の両親って離婚じゃなくて別居じゃなかったですか？勘違いだったらすみません (2021年1月23日 12時) (
レス) id: 6b4ec52995 (このIDを非表示/違反報告)
世阿弥 - がんばってください！！！！ (2020年12月13日 18時) (レス) id: 6e54989a60 (このIDを非表示/違反報告)
ササクラ(プロフ) - 眼がチカチカする、、、、 (2020年6月14日 15時) (レス) id: 27331d7b4a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サッカーバカ
| 作成日時：2020年2月24日 11時
