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E組生徒を助けただけで、E組行き
それはどうだっていい
『私は人を助けただけで、悪いのはあいつだ』
私は何も悪くない
確かに人を殴ったのは悪いかもしれない
でもそれは、誰かを助けるために暴力を振るう
あぁ、ムカつく
ムシャクシャする中、私の元にいつも来るのは赤髪と男の娘
「こんにちは!!」
「やっほー」
『…あんたらも暇なわけ？
停学食らった人間に会いに来るとか』
「えー。暇な青子ちゃんの相手になりに来たんじゃない」
『カルマは帰ってよ。私は渚と遊ぶから』
「え、ひどくね？」
「あはは…。あ、青子ちゃん、コレ今日のノート」
『…いつも思うけど、渚。私はそんなの頼んでないからいいって言って』
「僕がしたくてしてるだけだから、青子ちゃんは無視して受け取ってたらいいの」
『………。私、あんたのその優しさ、理解できないかも』
「ひどくない!!?」
「んじゃ、お邪魔しまーす」
彼等は、私が中学に入学した頃からの友達
赤羽カルマと潮田渚
2人とも、同じクラスで1年2年と同じだった
最初に仲良くなったのは、渚と
渚が好きだという、「ソニック・ニンジャ」を観て、面白さがわかり意気投合した
カルマと仲良くなったのは、中1の半ばごろ
「んじゃさ、いつ行く？」
『公開が今日だから、早いうちがいいよね？』
「うん！」
最初は、カルマとはただのクラスメイトで話はしないものの、いつもクラス内、学年内で学力を競い合っていた
だけど、そんなカルマは「ソニック・ニンジャ」の監督が好きらしく、それで意気投合しつるむようになった
今じゃ、少しすれ違いがあって疎遠気味になる2人の中に入って、中和するのが私の役目ともなっている
「青子ちゃん、もう3年の範囲やってるの？」
『停学食らって暇だしね。やることないし、2年の教科なんて面倒なだけ。渚がわからないことあったら言ってくれたらいいからね』
「え、俺は？」
『あんたは論外』
「俺への当たりがひどくない？」
『渚、そこ間違ってる』
「え!?」
「ねぇ、聞いて？」
こんな調子が毎日続く
私も居心地がいいし、2人が毎日来てくれるだけで嬉しかった
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al8056(プロフ) - あれ？渚の両親って離婚じゃなくて別居じゃなかったですか？勘違いだったらすみません (2021年1月23日 12時) (
レス) id: 6b4ec52995 (このIDを非表示/違反報告)
世阿弥 - がんばってください！！！！ (2020年12月13日 18時) (レス) id: 6e54989a60 (このIDを非表示/違反報告)
ササクラ(プロフ) - 眼がチカチカする、、、、 (2020年6月14日 15時) (レス) id: 27331d7b4a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サッカーバカ
| 作成日時：2020年2月24日 11時
