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「青子は行かなくていいわけ？」
宇宙服を着て準備をするカルマに言われて、私は頷く
『私、宇宙には興味ないし。だからさ』
「！」
『必ずデータ持って帰ってきてよ
それから、地球の写真とか撮ってきてよ。それだけでいいからさ』
「…はいはい、わかったよ」
ダミー人形を回収して、宇宙船の中に入っている2人を一瞥した後、私たちは発射台から離れた
夜が明けて、私たちは発射されるロケットの様子を見に来ていた
「…大丈夫かな」
「設計図も機体も隅から隅までチェックしたし、律さんの力で管制室も完全に欺けている
間違いありませんよ」
まさか、中学最後の学年でこんなことになるとは思わなかったけど
『きっと大丈夫さ』
うちのクラスのツートップなんだから
渚side
「…なんか、こー言う緊張前にも青子入れて経験したよね」
「…あー…」
ソニック・ニンジャを観に殺せんせーにハワイまで連れてってもらった時だ
「…でも、俺も渚も青子も、あの頃と少し変わったかもね」
遂にロケットが発射する
初めてだし、怖いし、色々あるけど
「にゅやッ!! 流石に速い!!」
これには驚かされる
「なんでついて来てんだよ、殺せんせー!!」
「いやぁ…つい心配になりまして。先生のデータを手に入れることにこだわりすぎないように!!
それよりもせっかくの宇宙の旅を楽しんでください!!」
そう言った先生に、僕は考えた
「…殺せんせー、これだけは言っておきたいんだ。
自分の命をとことん利用して僕らに学習の機会をくれる
それは本当にありがたいけど、僕らにとって殺せんせーの命は…教材だけで終わるほど軽くはないよ」
「わかってます。嬉しいですよ」
宇宙へ行くのに必要なロケットの速度は秒速7.9km
マッハ23
この日僕らは初めて
殺せんせーのスピードを上回った
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al8056(プロフ) - あれ？渚の両親って離婚じゃなくて別居じゃなかったですか？勘違いだったらすみません (2021年1月23日 12時) (
レス) id: 6b4ec52995 (このIDを非表示/違反報告)
世阿弥 - がんばってください！！！！ (2020年12月13日 18時) (レス) id: 6e54989a60 (このIDを非表示/違反報告)
ササクラ(プロフ) - 眼がチカチカする、、、、 (2020年6月14日 15時) (レス) id: 27331d7b4a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サッカーバカ
| 作成日時：2020年2月24日 11時
