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10-2 ページ38

「ほんっとに嘘すぎじゃない?????????」

『最近、結託共闘してる鬼が増えたからなぁ…善逸大丈夫?』

「俺は至って平気!! 奏多は飯食ってないって聞いたけど、大丈夫なの?
また風邪でぶっ倒れたらまじで日輪刀で刺すからね?」

『うっわ…。仮にも同じ鳴柱だぞ』









雑魚の鬼を喋りながら相手していき、今日も無傷で終わる









「つーかさ、お腹減ったくない?俺、雛鶴さんたちのご飯食べたい」

『確かに…。あったかいの食いたいよなぁ…』

「じいちゃんや兄貴、夜食作ってくれてるんだぜ」

『は、何それ。まじで?』

「うん。今度奏多にも持ってくるよ」

『まじ?すげェ嬉しいわ、それ』









竹刀袋を背負って歩いていると、前方から見覚えのあるあの輩が現れた









『善逸』

「あの人、夜に出歩くとかバカじゃない?」

『とりあえず、このあたりの鬼は斬ったからあの人が家に帰るまで見送ろう』

「だね…。お嫁さんたちもいるし」

『重婚は犯罪だけどね』

「あれ、そうだっけ?」

『平和ボケしてんのな、お前』









電柱の上に立ちながら、コンビニ帰りの宇髄先生を50メートルの間隔で見張る







私と善逸の耳なら必ず、宇髄先生に危害が及ぶ前に鬼の気配を察知できる









「天元様!!」

「おう」

「待ってましたよ!」

「早く帰ってきてください!!」

「ご飯、たっくさん作ったんですよ!」

「そりゃいいなぁ!」









無事に…あの家に帰っていった宇髄先生









「…よし、俺たちも帰ろっか」

『だな…』









そういえば…おばあちゃんの退院いつだっけ









「…奏多」

『ん?』

「…鬼だ」

『は』









現れたと思われる場所は、宇髄先生の家の隣…つまり






私の実家の真反対の隣









「やばい…食われてる!!」

『チッ!!!』









血鬼術か…!









宇髄先生の家の前をダッシュし、問題の家の中に入ると、血の匂いと、鬼の音、そして血鬼術による音が聞こえた









「鬼狩りィ…………」

『こんなに食い散らかしやがって…しかも、あの人の家の隣で…』









ビキッビキッと青筋が立つのがわかる









「この隣の家が…柱の家…………」

『善逸!!!!』

10-3→←10話 涙



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ゆく(プロフ) - 新作の最後の行をみて思わず「出る予定ないのかよ!!」って言ってしまった… (2020年4月14日 19時) (レス) id: 50396735f7 (このIDを非表示/違反報告)
因幡 - クラスのみんながカラスになってます。 (2020年4月12日 16時) (レス) id: c0af763869 (このIDを非表示/違反報告)
夜霧 - とても面白かったです新作楽しみにしています! (2020年4月11日 23時) (レス) id: 21c084ba7c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:サッカーバカ | 作成日時:2020年4月9日 12時

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