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『すみません…見回りしてきます』
「無茶しないでくださいね!!」
「また前みたいに…」
『大丈夫…。昔みたいにヘマはしませんよ…。失礼します』
フッと一瞬で消えた小野宮を須磨は、「行っちゃいましたねー」と言う
「相変わらず迷いのない筋だったな」
「また…人を助けて命を落とさないといいけど」
「雛鶴さん…っ！」
雛鶴たちの言葉に耳が反応し、「命を落とさないって？」と聞いた
3人は、しまったという顔になり、顔を伏せた
「なぁ…教えてくれ…。小野宮は、何者なんだ？」
高校1年が夜中に危険な鬼狩りをして、昼間に出た鬼を即座に狩って、また次へ
大怪我もしながら、一般人のために、さらには俺たちのために戦うのだ
「…………言えません…」
「言えないってなんでだ？」
「…言えないんです。奏多ちゃんの、覚悟があるからです」
「…覚悟？」
「…私たちはわかりません。でも、感じたんです
あの子から滲み出る覚悟が」
その覚悟が、なんなのか俺にはわからない
でも、このキメツ学園で鳴り響くあの大きな落雷はあいつのものなのだろう
奏多side
『はっくしゅ…！』
「全く！滑ってこけた挙句に、吹っ飛ばされてプールに落ちるなんて！」
『炭治郎、痛い…』
「骨折の次は風邪か!!!」
『だから…いって!!!?』
ガシガシとタオルで頭を拭かれて、保健室であったまること10分
まさかプールまで吹っ飛ばされるとは思わなかった
「イヤホンも腕時計も衝撃で壊れたらしいから、支給されるぞ」
『ハイ…』
「まったく…気を抜きすぎだ」
『むぐっ』
「…はぁ。とりあえず、今日は風呂に入ってあったかくしてろよ…？」
『ハーイ』
「守らなかったら、住所ばらすからな？」
『はっ!? ちょっ、待っそれひどくね!?』
ニコニコとしているけど、背後からはドス黒いオーラを纏っているので、渋々炭治郎の言葉に首を縦に振った
住所バレたらまずいし…
絶対押しかけてくるのは目に見えてる…
晩ご飯に限らず、朝ご飯を食べにくるほどだし
「宇髄先生に聞かれても、知らないとは言ってあるぞ」
『バレてるだろ…』
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ゆく(プロフ) - 新作の最後の行をみて思わず「出る予定ないのかよ！！」って言ってしまった… (2020年4月14日 19時) (
レス) id: 50396735f7 (このIDを非表示/違反報告)
因幡 - クラスのみんながカラスになってます。 (2020年4月12日 16時) (レス) id: c0af763869 (このIDを非表示/違反報告)
夜霧 - とても面白かったです新作楽しみにしています！ (2020年4月11日 23時) (レス) id: 21c084ba7c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サッカーバカ
| 作成日時：2020年4月9日 12時
