7-3 ページ13
「なんなのなんなのなんなの!!!? 真っ昼間になんでこんなに異能の鬼が出るわけ〜〜〜〜!!!?」
ワーギャー騒ぎながらも鬼の頸を飛ばす善逸に、『遅くなった!!!』と加勢する
「遅くない!? 遅すぎじゃない!!? こいつの異能!!!! 馬鹿みたいに強いんだよ!!? なんで真っ昼間に血鬼術使ってくんの!!?」
「うるせぇぞ、紋逸!!! さっさと手ェ動かせ!!!」
「ごめんね!!?」
「やばい!!! 奏多!! 向こうに鬼が!!!」
『そっちは任せた!!!』
ビュンビュンと前世の宇髄さん並みに速い鬼を私も追いかける
まだ真っ昼間で、こんなとこで刀振り回すわけにはいかない
(だーーーーーーっ!!! っんで、こんな街中うろつきまわんだよ!!!)
鬼を見た人たちは、恐怖で逃げ惑い、隠が避難誘導を行う
『そっちには行かせるか…ッ!!』
お館様の邸宅に、血鬼術の鬼が侵入したと炭治郎に聞いた
その鬼は、邸宅で暴れはしたもののお館様たちを襲うことなく、外に出て暴れ出したのだ
お館様たちは隠によって避難されており、今は安全な場所にいると
『チッ』
そっちは行かせたくないって言ってんのに…！
でも、藤の花のお守りも持ってるはずだし
ガラリと開けられたドアから、ひょっこりと顔を覗かせた銀髪
『バッ………………!!! 先生、中に入れ!!!』
「は？小野宮…？…………!?」
『チッ!!!』
ドンッと地を蹴り、鬼に飛び蹴りを喰らわせ先生から遠ざける
「お前…今の…つか、何して」
『だっっっからァ!!! 中に入ってろっつってんだろうが!!! クソ輩!!! てめェの耳は飾りか!!? さっさと中に入れ!!! 藤の花のお守りあっても、襲われる可能性あんだよ!!!』
「祭りの神になんつー口の…!!!」
『今は祭りも派手も関係ねんだよ!!! いい加減に一回で分かれや!!! クソ派手祭りの神!!!』
「鳴柱様ァーーーーーーッ!!!! 前！前!!!!」
『だーーーーーーー!!! 後藤さん、宇髄さん頼みましたからね!!!!』
「任せとけッ!!! お前はその鬼!!!」
『だーーーーらっしゃい!!!!』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 80人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆく(プロフ) - 新作の最後の行をみて思わず「出る予定ないのかよ！！」って言ってしまった… (2020年4月14日 19時) (
レス) id: 50396735f7 (このIDを非表示/違反報告)
因幡 - クラスのみんながカラスになってます。 (2020年4月12日 16時) (レス) id: c0af763869 (このIDを非表示/違反報告)
夜霧 - とても面白かったです新作楽しみにしています！ (2020年4月11日 23時) (レス) id: 21c084ba7c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：サッカーバカ
| 作成日時：2020年4月9日 12時
