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13-3 ページ4

「あのバカ………ッ!!」

『ルフィ!!!』

「エース!!」

「あァ!!!」









いてもたってもいられなくなって、私も戦いに参戦する









『ルフィを…………!!!』

「ガウッ……………!?」

『出しなさいッ!!!』









エースくんがワニの体を鉄パイプで叩き、上半身が反動で起きたのを合図に、ワニの顎目掛けて回し蹴りを見舞った









「ブハッ………………!!」

『ルフィ!!!』









ルフィを抱き止めると、後ろのワニに横から蹴りを入れていく









「…………十分な戦力になるよな…ティラ」

「あァ…。今度から連れて行こう」









あらかたワニを倒すと、『ルフィ、大丈夫?』と聞いてみると「死ぬかと思った…」とぐったりした声で言った









「1番でけェワニも捕まえたし、今日は帰るか」

「だな。晩飯はこれでいいだろ」

「丸焼きと塩焼きと…」

『それ味が違うだけで、調理法は同じだよね?』









ワニを引きずりながら帰ると、ダダンさんたちは「もう驚かない」と言っていた









「ティラ、今日の分のお小遣いだ」

『ありがとう!!』









硬貨を2、3枚もらうと、宝石箱にしまう









「なんだ、お前も資金集めしてるのか」

『言い方…。これは、お小遣いって言うの』

「お小遣いィ?」

『頑張った分、お金をもらえるの。だからこれは、朝に仕事を全部頑張って終わらせたご褒美』

「ふーん…。奪えば、たくさん金があるのにやらないのか?」

『強奪なんて、1番海賊っぽいから嫌なので』

「あ、そう…」









宝石箱の中には、これまでのお小遣いと寝る時とお風呂の時に外す髪留めがある









「大半は金で、入ってるのは髪留めだけかよ」

「なんか、がめつい奴みたいな箱だな…」

『うるさいなァ…』









ぷくっと頬を膨らませると、「ほかに宝物ねェのかよ」とエース君に言われる









『んー…。今のところはこの髪留めぐらいかな…』

「物欲なさすぎだな…」

『別にいいじゃんか』









お金なんてなくたっていい




命さえあれば、みんな生きていけるんだから









「ティラ、風呂入らねェのか?」

『あ、入ります!!』









山賊のみんなに言われて、箱を戻しお風呂の準備をして、脱衣所へ向かった

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作者名:サッカーバカ | 作成日時:2020年1月5日 23時

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