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13-2 ページ3

「あれ、ルフィは?」

『あ、昼寝してる』









海賊貯金を貯めるために走っていったエースくんが、「よく寝る奴だな」とむすっとした









『まだ7歳だもん。食べ盛りに育ち盛りに…いろいろと暴れてたら疲れも溜まりやすいよ』









膝の上で寝るルフィの頭を撫でていると、「甘すぎるぞ、ティラは」と怒ってきた









「いっつも思っていたが、ルフィに甘すぎる!!」

『しょうがないじゃん。まだ“守るべき存在”なんだし、まだ7歳だもん』

「まだじゃねェ、もうだ!!!」

『まだだもん』









言い返すと「とにかく、厳しくしろ」と言われる









『いーやー(ベッ』

「てめェ!!!」

「はいはい、ケンカすんなよ」

「サボ」









間に入ってきたサボくんは、「ティラも言い返すな」と言ってくるので、私はむすっとした









『ルフィはまだ弱くて泣き虫なの。誰かが守ってあげないといけないの!!』

「確かに守らなきゃいけないかもしれねェけど…」

『ルフィぐらいの子は、まだ甘えたな時なんだもん…。誰かが甘えさせてあげないといけないの!!』









そう言うと、2人は「あのなァ…」と言っている









「ふわぁっ…………。うるせェぞ…」

『あ、おはよう』

「おう、おはよう!!」









相変わらずの満面の笑みを浮かべる純粋なルフィは、お腹が空いたと言う









「んじゃ、ワニ行くか」

「そうだな…。ワニならルフィも」

「ワニ飯うめェのか?」

「あァ、うまいぞ」

「食う!!!」

「ティラも来いよ。戦えるだろ?」

『ワニは怖いかな…』

「まァ来いよ」









ワニの住処に来ると、木の上からどのワニにするかみんなが決めている









「どれいく?」

「あのまるまると太ったワニいこうぜ」

「ワニ飯〜〜〜〜(キラキラ」









よだれを垂らしながらワニを見ているルフィに、「ティラは見とけ」とエース君が言う









「お前は泳げねェからな」

『うん』

「ワニ飯〜〜〜〜!!!」









興奮していくルフィと、その後を追いかけるようにエース君とサボ君が走っていく








鉄パイプで脳天を叩いたけど、ワニはルフィを見た途端大きな口でルフィを丸飲みした









え?









『ルフィ!!!?』

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作者名:サッカーバカ | 作成日時:2020年1月5日 23時

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