ヒーロー科と結界師2 (ページ42)

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足元を見ながら進もうか、もう結界で進もうか悩んでいれば爆豪くんが爆破で飛んで行った

『なら、結界使おうか』

ピシッと結界を張っていき、空中移動をするように飛び移っていく

爆豪くんと轟くんが激しい揉み合いをしながら進んでいく中、後ろも色々と進んでくる

『結、結、結、結、結』

目を凝らせば見えると言う地雷を結界で囲っていく

『滅!!』

ﾄﾞｫ…ﾝ！

《な、なんだぁ!!? いきなり地雷が爆発した!!! 誤爆か!?》

妨害しながらも進んでいくと、私が起こした爆発よりも一際大きな爆発が起きた

出久くんだ

2人を追い抜いてしまった

「デクぁ!!!!!」

「!!!」

「俺の前を行くんじゃねえ!!!」

(仕方ない…!!)

包帯を取り、ビッと掌から細い糸を出す

念糸だ

空中に結界を作り、それに念糸を絡ませて引っ張って行こうって言う作戦だったんだけど…

ﾎﾞｫｫｫﾝ！

『いった!?』

出久くんの妨害のおかげで、念糸も切れて地面にぶつかって大きな爆発を起こした

『っぶねぇ…』

飛ばされながらも結界を作って受け止めると、そのまま結界を使って走っていく

結果は4位だった

『やっぱ、まだまだか…』

兄貴が言ってた通り、まだまだなのかもしれない

だからこそ、私はここに入ったんだ

自分に足りないものを、見つけるために

『疲れた』

結界を使って、腰掛けるようにしているとミッドナイト先生がまた何か言い出す

第二種目らしい

「コレよ!!」

『…騎馬戦？』

個人競技じゃないのは確かだ

参加者は2～4人

自由に組んで騎馬を作るらしい

基本のルールは変わらないらしいが、さっきの結果に従って各自にポイントが振り当てられるらしい

つまり、組み合わせによって騎馬のポイントが変わる