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『わがままなのも、身勝手なのも…………成長のないバカだって言うのはわかってる…………!!!
でもハンコックならわかってくれるでしょう!!?
2年前、ハンコックの島で暴れ回った私とルフィがなんであそこまで苦しみ悲しみに暮れたか!!!』
「…………………!!!」
『故郷も、家族も、兄も失って…この世界に来て弟や仲間に会えない状況になって…………
心の休まる仲間にも出会えて、死んだはずの兄にも会えた…………!!!
その兄がまた………！私の前からいなくなろうとしてる……………!!!
いつか再会しようと約束したのに、ルフィとサボと4人で、兄妹弟でまた杯を酌み交わそうって!!! 決めてた…………っ!!!
これ以上、失うものを多くしたくない!!! このまま見過ごしてエースが死んだら私は、後を追って死んでやる!!!』
「「!!?」」
「そなた……………!!!」
もうそれ以上に、この命をエースに賭けてる
『誰かのために、私は何度も命をかけて戦って来た…………!!!
なのに、いざエースの時になって逃げ出すなんてそんなの海賊でもなんでもない…………!!!
どんなに危ない橋を渡ろうとしているのか私はわかってる、2年前にも同じことをしたんだ…………!!
わかってる…………。身にしみてるし、怖いのも今まで以上に感じてる………
だからこそ行かなきゃいけないと思ってる………!!!
海賊の私が、「大監獄」へ行きたいと願って行き着く手段なんて…捕まる他にないかもしれない
でも、ルフィみたいに、諦めない心さえ持っていれば不可能が可能になる!!!
私はあの子の底知れない力を目の当たりにして来た!!!
仲間を助けるために、エースを助けるために、何より、ハンコックの妹たちを助けるための時も!!!』
「!!!」
『何があっても大丈夫…!!
大好きなお兄ちゃんを助けたい…！そんな思いを誰にも邪魔なんかさせない!!!』
緑谷side
意志の強い眼差しから感じられた、エース先生への想い
本当に大切に思っている
その顔から読み取れる気持ちは、「家族」
好きなんていう言葉では表せないもの…「愛」だ
こっぱずかしくて僕には言えないけど、レンちゃんはエース先生を愛してる
大切な兄で家族で、自分を認めて愛してくれた大切な人だから
サボさんへ向ける「愛」とはまた違う愛…
レンちゃん、僕はキミが…………
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作者名：サッカーバカ
| 作成日時：2019年11月26日 20時
