現海賊は現在ヒーロー科15 (ページ32)

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パァンとキノコの前で手を叩いた途端、キノコが倒れた

「まさか…柏手!?」

『3人目、お疲れ様』

途端に消えていった

全ての動きが未知数で速い

「物間、このままじゃ負けるぞ…。ジワジワと」

「まさかここまでされるなんて…」

「当たり前じゃん。相手は相澤先生が最高のヒーローに近いって言った人物…動きが機敏でなきゃおかしいって!!!」

体勢を立て直そう

「切奈、トカゲのしっぽ切りでなんとか音の撹乱して!!!
宍田は嗅覚で！庄田はいつでも、ツインインパクト撃てるように!!! みんな、焦らず慎重に!!!」

レンside

『うーむ…。1番面倒なのは、拳藤さんと宍田くん、取陰さんだな…。その辺りを潰していくか』

牢屋から一歩動くと、複数の音が聞こえてきた

あ、仕掛けてきた

(作戦に乗ってみようかな…？)

どこまで相手できるのか、試してあげよう

取陰さんのしっぽ切りをそのままにしておき、後を追いかけていくように、周りを気にしながら走っていく

「きた………!!! 鎌切!!!」

『！』

上から襲ってきた鎌切君の、鋭い刃が襲ってきた

『狙いもいい…。でも、単純すぎる攻撃』

柔らかく、それでいて軽やかに避ける

手をついた途端、地面が柔らかくなるとすぐに被害のない場所に飛び移る

そうそう、連携しておいで

全員で!!!

宍田くんの攻撃も、庄田くんの攻撃も、見聞色の覇気で見切って1発を入れる

「重い…!!」

「海波氏の拳…!?」

『ごめんね。か弱い女の子じゃないの。なんたって…戦場を生きてきたから』

鉄パイプを肩に乗せて倒れる2人を牢獄に入れる

「黒色、いける!?」

「影にさえはいれば!!!」

何か黒いものが来たと思えば、常闇くんと戦ってた黒色くんだ

『影が好きなんだよね？』

「！」

『でもさ、こういうのはお好き？』

ﾊﾞﾘｯ!!!

「な、んだ………!?」

ｶﾞｸｶﾞｸ…!!

『黒色くん、確保』