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「レン〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!」
『！』
「ここだーーーーーーーっ!!!」
壁に開けられた穴から見えたのは、橋の上にいるみんなだった
「全員無事、橋についたぞーーーーっ!!!」
「こっちは心配いらない!!!」
「エレーラも助けた!!!」
「あとは、レン!!!」
「そのクソやろうに勝てや!!!」
「生きてみんなで、ここを出るんだ!!!」
はははは…
『うん』
絶対、勝ってみせる
「現状、お前の言った通り全員生きてたな………。大したものだ…だが、数分後に同じ顔をしていられるかどうか…。
……見物だ。“悪”はこの世に栄えない!!!」
ﾄﾞｺﾞﾝ!!!
「どうした、心なしか。そのドーピングの動きのキレも落ちてるぞ」
『うっ、ゲボ!!』
「所詮貴様らにこの、ケニエル・ズローは超えられん。そういうことだ!! たとえこの島の形が滅んでも…!!
「世界政府」の志向を邪魔する、あの女は地の果てまでも追って、おれが消し去る!!! “闇の正義”の名の下に!!!」
『そこから、エレーラを逃すために私たちは来たんだ!!!』
鉄パイプで顔面を殴りつけたけど、六王銃を受けた
「レン〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!!」
勝己、くん？
「レン、テメェ何やってんだ!!! 起きろや!!!! レン〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!」
『か、つぎぐ…ん…!!!』
「早くしろ!!! てめェが倒れてどうすんだ!!?
オイコラ、「CP9」のクソネコ!!! 俺が相手してやる!!! ぶっ殺してやる!!!!」
勝己くんを見据えた男は、少し振り返る
『ちょっと…やめて…………!!!
やめてよ!! …あんた、あの子に、勝己くんに手を出さないで……………!!』
「すでに敗北した貴様に用はない。どの道、全員殺すんだ」
「来いや…ボスネコ!!! ぶっ飛ばして殺してやる!!!」
「ヒーローらしからぬ発言やめろよ!!?」
『バカ!!! やめて、勝己くん…殺されるから!!!』
「黙れ!!! じゃあなんで死に損ないのお前に何ができんだ!!? 言ってみろや、レン!!!!」
『こいつは私が倒すの!!!』
「だったらすぐに立てや!!! だったら死にそうなツラしてんじゃねぇよ!!! てめぇらしくもねぇ!!!!
爆炎で暗くたって、空も見える、海も見える…!!!
ここが地獄じゃねぇんだ!!! てめぇが死にそうな顔してんじゃねぇぞ!!!」
わかってる、わかってるよ
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作者名：サッカーバカ
| 作成日時：2019年11月26日 20時
