現海賊は現在ヒーロー科14 (ページ5)

今日:5 hit、昨日:2 hit、合計:36,096 hit

117話ブルームラインページ5

「クロノシスのいる“ブルームライン”というオアシスはここ。今いる“ゼル”から北へまっすぐ。丸一日砂漠を歩くわ」

「そこには水があるかな」

「えぇ、ここは平気。国の反乱とはほとんど無縁のギャンブルの町よ」

「ギャンブル!!?」

「黒ウサギの女の子とかいんじゃねぇの!!?」

「お前らほんとやめとけよ？」

「同じヴェバリアでも、呑気な町もあるんだな」

とにかく歩いて行く

「レンさん」

『ん？』

「ありがとう。私じゃとてもこんな決断下せなかった…」

『……ほォか？メシ、食わせろよ』

「え？」

『クロノシスをぶっ飛ばしたら、死ぬほどメシ食わせろ』

「うん。約束する!!」

『しししっ!!』

(…似てきたな、ルフィに)

丸一日に歩き続け、見えてきた砂漠の中の町

「見えた!! あれが“ブルームライン”よ!!」

「着いたのか～～～～～っ!?」

『よーーーーーし!! クロノシスを!!! ぶっ飛ばすぞ!!!』

「うるせぇな、てめェは」

「みドゥーーーーーーーーー!!!」

「ところで、アウターコードはおれ達がこの国にいることに気づいてんのか」

「おそらく。Mr.2にも会ってしまったし…まず知られてると考えて間違いないと思うわ」

『それがどうしたんだ』

「顔が割れてるんだ。やたらな行動はとれねぇってことか」

『なんでよっ!!!』

焦凍に言い返す

「“ブルームライン”には、どこにアウターコードの社員が潜んでるのかもわからねぇ
俺たちが先に見つかっちまえば、いくらでも手の打ちようがあるだろうな」

「暗殺(・・)は奴等の得意分野だからな…」

『よーーーし!! クロノシスをぶっ飛ばすぞーーーっ!!!』

「話聞いてたのか、てめェ!!!」

ー夢の町“ブルームライン”ー

「スモーカーさん、なぜこの「ブルームライン」だと？」

『うおーーっ、水が飲めるぞ。エース!!』

「みドゥーー」

「さァな、勘だ…。そもそもこの国はアラバスタと同じで何かにおう！」

『おばちゃん、水ーーーー』

「水を樽でくれ、樽で五つ!!!」

『お金っ、はい！』

お金を払って、樽の中に入っている水をがぶ飲みする

「水がうめェぞコノヤロー!!!」

『早くみんなにも持って帰ってやらなきゃ!!』

ﾌﾞﾊﾞｯ!!!