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「ねえ！時音、どうなるの？
だって、全然動かないよ!?死んじゃう？大丈夫だよね!?死んじゃわないよね!?」
『死んだりなんか…』
「黙りなさい！
ここまで運んでくれたことには礼を言います。
後は私たちで何とかします、あなた達は帰りなさい」
「でも、俺が…俺も何か…」
「いいから帰りなさい！
あなたたちに出来ることなどありません!!」
『と、きねちゃん…』
次の日の朝、私と良守は雪村家の前に立っていると、時音ちゃんのおばあさんが出てきた
「いつまでもそんなところにいられては迷惑です」
「あの…時音は…」
「墨村に用はありません。帰りなさい」
そう言い放たれ、私と良守は家に帰った
「隣の奥さんに少し話を聞いてきましたよ
命に別状はないようですが、まだ熱が下がらないみたいです」
「大方、妖の毒気にあてられたんじゃろ」
「早く良くなるといいですね」
スタスタと歩いてくるおじいちゃんは、私と良守の頭を叩いた
「……」
『………』
「良守と守香のせいじゃないよ。大丈夫、すぐ良くなるよ」
私の、私のせいだ
私のせいなのに…！
ー学校ー
「あ、守香ちゃん！」
『…出久くん』
「どうしたの？元気ないね」
『…うん』
「そういえば、時音ちゃんは？」
『…わかんない』
「お休みなのかな」
時音ちゃんとは同じクラスで、席も隣だった
「雪村、風邪らしいぜ」
「えーー、大丈夫かよ」
「すーみむら」
『…爆豪くん』
「お前と同じ無個性の雪村、風邪ひいたんだって？
無個性の雑魚だから体弱いんだな!!」
『……！』
「弱っちい奴しか風邪引かねぇもんな!!」
『そんなこと…っ!!』
「あ？」
ガタリと席を立ち、私は反論する
『時音ちゃんは、時音ちゃんはいっつも頑張ってるもん!!
勉強だって、運動だって頑張ってる!!』
「はぁ？」
『“個性”なんかなくったって、時音ちゃんは強いもん!!』
「無個性の雑魚が、調子乗ってんじゃねえよ!!(BOM」
『きゃっ…!!』
爆豪くんの“個性”に驚いて尻餅をつけば、爆豪くんは嬉しそうに笑う
「風邪引いたのも、墨村のせいだったりな」
『!!!』
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サッカーバカ(プロフ) - Love.percussion.さん» ありがとうございます！私も結界師のアニメを小学生の頃に母と観てました！この小説を書けて本当に嬉しいです。応援ありがとうございます、更新頑張ります！！ (2019年9月28日 20時) (
レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
Love.percussion. - とても面白かったです！結界師は、小学生の時にアニメを観たことがあったので、この小説で再会できて良かったです！連載頑張ってください！ (2019年9月28日 19時) (レス) id: edcb4d77ca (このIDを非表示/違反報告)
サッカーバカ(プロフ) - たかみんさん» ありがとうございます！ (2019年9月26日 8時) (レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
たかみん(プロフ) - 面白いです！続き楽しみにしてますね！ (2019年9月25日 7時) (レス) id: 97bce99ed8 (このIDを非表示/違反報告)
サッカーバカ(プロフ) - (名前)ノンちゃんさん» ありがとうございます！更新頑張ります！ (2019年9月25日 7時) (レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サッカーバカ
| 作成日時：2019年9月23日 13時
