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時音ちゃんを狙う奴が、良守以外にいたなんて…
姉として、良守の恋を応援しているというのに…！
「だから趣味は、レア情報とか持ってねぇの？」
『いや、特には…』
「じゃ、家族構成は？母親と祖母の3人家族って話だけど…父親は亡くなってるのかな？」
ﾊﾞﾝｯ
「す、墨村？」
『そういう探り、やめといた方がいいよ。デリカシーのない奴、私嫌いだし時音ちゃんにそれ聞いたら本気で怒るから』
上鳴くんが気まずい空気に、「あ、悪い」と謝る
「あ、守香ちゃん、おは」
『……』
「守香ちゃん？」
ﾄﾝｯ
「な、何があったの？」
「それがね…」
時音ちゃんに、「父親」という話はしないであげてほしい
時音ちゃんの苦しみは、私にはわかってあげられないから
朝のホームルームギリギリになって帰ってくる
席について机に突っ伏した
「守香ちゃん」
『…ん？』
「めっちゃ寝てたね…」
「朝のホームルーム終わったよ？」
『ああ、うん…』
眠くて重い頭を持ち上げると、黒板に名前が書いてあった
『何、アレ』
「学級委員長だよ。僕が委員長で、副委員長を八百万さんが担当することになったんだ」
『へぇ…』
「それより、授業やね」
『うん』
「で、守香ちゃん」
『うん？』
「良守くんは元気？」
『あぁ、元気だよ。毎晩頑張ってケーキ作ってる』
「ケーキ？」
『お菓子のお城を作るのに必死なの』
「そ、そうなんだ…」
授業も受けて、昼になる
「守香ちゃん、お昼ご飯は」
『あ、お弁当だから気にせず食べてきてよ』
「うん！」
出久くんはお茶子ちゃんや飯田くんと共にご飯に行った
「あれ、墨村残るのー？」
『お弁当だからね』
父さんが作ってくれたお弁当を広げていると、切島くんたちも食堂へ向かうみたいだった
「へぇ、凝ってるなぁ」
『父さんの手作りだからね』
「美味そうだな！」
『うん』
切島くんたちを見送り、ご飯を食べる
そういえば、烏森は大丈夫かな
というか、良守が心配だ…
時音ちゃんの噂がここまで広がってるとなると、もちろん烏森の中でも時音ちゃんは人気のはずだ
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サッカーバカ(プロフ) - Love.percussion.さん» ありがとうございます！私も結界師のアニメを小学生の頃に母と観てました！この小説を書けて本当に嬉しいです。応援ありがとうございます、更新頑張ります！！ (2019年9月28日 20時) (
レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
Love.percussion. - とても面白かったです！結界師は、小学生の時にアニメを観たことがあったので、この小説で再会できて良かったです！連載頑張ってください！ (2019年9月28日 19時) (レス) id: edcb4d77ca (このIDを非表示/違反報告)
サッカーバカ(プロフ) - たかみんさん» ありがとうございます！ (2019年9月26日 8時) (レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
たかみん(プロフ) - 面白いです！続き楽しみにしてますね！ (2019年9月25日 7時) (レス) id: 97bce99ed8 (このIDを非表示/違反報告)
サッカーバカ(プロフ) - (名前)ノンちゃんさん» ありがとうございます！更新頑張ります！ (2019年9月25日 7時) (レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サッカーバカ
| 作成日時：2019年9月23日 13時
