3話 個性把握テスト ページ20
「思いっ切りな」
腕のストレッチをした爆豪君は、思い切り腕を振りかぶった
「死ねえ!!!」
FABOOOM
死ね？
「まず、自分の「最大限」を知る
それがヒーローの素地を形成する合理的手段
ほら、墨村もだ」
渡された計測ボールを受け取り、私はそれを地面に置いた
『…』
「無個性が何やっても意味ねえよ」
“無個性”…。それが私に貼られた名前
でも、
『方囲!!』
「？」
私には
“個性”がなくたって
『定礎!! 結!!』
結界術がある！
空中に大きく飛ばした計測ボール
「ま、真上!?」
「しかも、いきなり飛んだぞ!?」
「どういう“個性”だよ!?」
(いける！)
また構えて、ボールを狙う
『結!!!』
ボールに思い切り結界を当てれば、ボールは思い切り飛んでいく
「200だ」
『……！』
爆豪君の700には遠く及ばない数字に驚く
まだその程度でしか飛ばせない
つまり、まだまだ結界術を磨けということ
大丈夫、いける
相澤先生は、トータル成績最下位の者は見込みなしと判断し除籍処分とすると言った
「生徒のいかんは
ようこそ、これが雄英高校ヒーロー科だ」
入学初日で、こんな目にあうとは思っても見なかった
「“Puls Ultra”さ。全力で乗り越えて来い
さて、デモンストレーションは終わり。こっからが本番だ」
50メートル走、握力も普通の成績を出す
「あの…」
『？』
「墨村、さんですわよね？
推薦入試の時にいらっしゃった…」
『え、百ちゃん？』
「はい、八百万ですわ!!」
『え、A組だったの!? ごめん、気づかなかった』
「大丈夫ですわ」
微笑んでくれる百ちゃん
「墨村、立ち幅跳びだぞ」
『あ、はい！じゃあ』
「頑張ってください」
百ちゃんに声をかけられ、私は立ち幅跳びへ向かう
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サッカーバカ(プロフ) - Love.percussion.さん» ありがとうございます！私も結界師のアニメを小学生の頃に母と観てました！この小説を書けて本当に嬉しいです。応援ありがとうございます、更新頑張ります！！ (2019年9月28日 20時) (
レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
Love.percussion. - とても面白かったです！結界師は、小学生の時にアニメを観たことがあったので、この小説で再会できて良かったです！連載頑張ってください！ (2019年9月28日 19時) (レス) id: edcb4d77ca (このIDを非表示/違反報告)
サッカーバカ(プロフ) - たかみんさん» ありがとうございます！ (2019年9月26日 8時) (レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
たかみん(プロフ) - 面白いです！続き楽しみにしてますね！ (2019年9月25日 7時) (レス) id: 97bce99ed8 (このIDを非表示/違反報告)
サッカーバカ(プロフ) - (名前)ノンちゃんさん» ありがとうございます！更新頑張ります！ (2019年9月25日 7時) (レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サッカーバカ
| 作成日時：2019年9月23日 13時
