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さらに追って、途中、通行人とぶつかり大人を何人も弾きとばしながら追いかけたが、犯人に追いつくことはできなかった
しかし、見た
後ろから飛んできたサッカーボール２つが命中し、犯人が倒れるところを
振り向き、今度は違う背中を追いかけた
「あんた誰だ？
俺もサッカー、ディフェンダーやってんだ」
サッカーボールで犯罪者を懲らしめた正義の味方
それは、木戸川清修中1年「炎のエースストライカー」豪炎寺修也と
雷門中1年「雷門の女神」海風亜真音だった
「いいダッシュだった。だが、お前はディフェンダーには向いていない」
「なんでそんな…」
『進むべき道が前に見えないなら、反対側を見ろ』
「反対側？」
「お前の持ち味は、大の大人をも吹っ飛ばす突破力だろう
自分だけの道を探すんだ」
『それが、お前の道となり輝ける場所だ』
明日人は小僧丸の話をずっと聞いていた
「反対って……」
「ディフェンダーの俺がフォワードになるってことだ
その豪炎寺さんと海風さんの言葉があったから、俺は攻撃することでこそ輝ける……攻撃しねえとダメなんだよ」
「小僧丸…」
「明日からは合流するよ」
「うん」
「俺はもっともっと強くならなきゃいけない」
小僧丸は隣の明日人にではなく、自分に向かって呟いた
『お前ら』
「！」
「海風さん」
『晩御飯、早く食べるぞ。みんなで食べた方が、美味しいだろ？』
「…そうですね」
海風が笑いながらそう言えば、小僧丸は笑った
『何の話をしてたんだ？』
「いや、何も。な、小僧丸」
「あぁ」
『……？』
2人だけの秘密、という形になったことに海風は『そうか』と優しく微笑むと2人の背を押した
『腹ヘリの小僧たちは、食堂でガツガツご飯食べろよ!!』
「え、えぇ、俺食べましたよ!?」
『どうせ、1、2時間経ったらお腹減るんだ
だったら、今のうちに食べとけ』
「はいりませんよ!!」
明日人の返答に、大きく笑う海風に小僧丸も小さく笑った
『たくさん食べて力つけてないと、美濃道三中には勝てないぞ？
相手は鉄壁の守備なんだからな』
「はい！」
「小僧丸、たくさん食べて力つけようぜ!!」
「あぁ！」
『稲森、食べないんじゃなかったのか？』
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サッカーバカ(プロフ) - 桜さん» コメント、ありがとうございます。質問に関しては、また物語を進めていくうちに出せたらなと思います。ヒロインはかっこよくてモテればいいな路線で行ってます！ (2019年9月16日 19時) (
レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
桜 - 亜真音は、モテますか? (2019年9月16日 19時) (レス) id: aa9d607400 (このIDを非表示/違反報告)
桜 - 質問です。亜真音は、可愛ですか? (2019年9月16日 19時) (レス) id: aa9d607400 (このIDを非表示/違反報告)
桜 - とても面白かったです。 (2019年9月16日 19時) (レス) id: aa9d607400 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サッカーバカ
| 作成日時：2019年9月16日 14時
