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「よし！」
ボールを拾おうとした時
ﾄｯ
「えっ!?」
「あっ！」
ボールが転がってきたと思うと、途端に回転して転がってきた方向へと戻ってくる
「回転!?」
「いや、ミスキックじゃないんだ!!」
「蹴り出す瞬間に回転をかけておいたんですよ!!」
「すごい…！」
ボールを拾った少女は、ディフェンスへと大きく切り込む
大きな体を持った少年が、「通さないゴス！」と、圧をかけるがそれを見ても怖気付くことなく、少女は今度はボールを軽く蹴った
「ゴス？」
「今度こそミスキックだ…！」
白いキャップを被った少年が、そのボールを蹴ろうとした時ボールはスピードを増して大きな体を持った少年の足の下をくぐった
「ゴス!?」
「ゴーレム、止めなきゃいけないじゃんか!!」
「けど、いきなり速くなったでゴス」
「えー？」
「どういう原理だ!?」
あっという間にディフェンスまでもが抜かれ、ゴール前でボールに片足を乗せ、優しい笑みを浮かべる
「よぉし、止めるんだから!!」
そう言ったゴールキーパーの少女に、ノーマルシュートを蹴り込んだ
「いける…!!」
真正面のノーマルシュート
止めれると確信した少女だったが、ボールはカーブを描いて右上へ
「えっ!?」
『チェックメイト』
ﾊﾞｼｭｯ！
テンテンッ…と、小さく跳ねながらゴールネットを揺らしたボールが転がってくる
「ストレートシュートが…」
「カーブを描いた…」
「すごい…、すっごい!!!」
目を輝かせた少年は、少女に走り寄ろうとした時
校舎の時計を見た少女が、慌てたように『すまない』と声をかけた
『時間が来てしまったみたいなので、ここで抜けるよ』
「えぇっ!?」
「まだサッカーしたいのに〜」
「明日人、あの子だって用事があるっ言ってたろ？」
「うう…」
『すまない。また後日』
そう言って、グラウンドを駆け足で去ると少女は校舎の方へ足を向けた
「転校生かな」
「どうだろ。けど、あんなにサッカー上手い奴、初めて見たよ!!」
「あぁ」
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サッカーバカ(プロフ) - 桜さん» コメント、ありがとうございます。質問に関しては、また物語を進めていくうちに出せたらなと思います。ヒロインはかっこよくてモテればいいな路線で行ってます！ (2019年9月16日 19時) (
レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
桜 - 亜真音は、モテますか? (2019年9月16日 19時) (レス) id: aa9d607400 (このIDを非表示/違反報告)
桜 - 質問です。亜真音は、可愛ですか? (2019年9月16日 19時) (レス) id: aa9d607400 (このIDを非表示/違反報告)
桜 - とても面白かったです。 (2019年9月16日 19時) (レス) id: aa9d607400 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サッカーバカ
| 作成日時：2019年9月16日 14時
